先月の記事で、ふるさと納税のご紹介と、住宅ローン控除ですでに所得税が控除されていてもワンストップ特例制度を使えば住民税から控除されるので大丈夫ですよというお話をしました。
ワンストップ制度についての記事についてはこちらをご覧ください。
ふるさと納税を知っていますか?
ここで注意点があります。
私もこの場合はどうなるのかと疑問に思って調べました。
ワンストップ特例は、確定申告をせずに寄付先の自治体に書類を送ることで完了しますが、確定申告をしてしまうと確定申告が優先されるのでワンストップ特例は無効になってしまいます。
住宅ローン控除を受けている人以外は確定申告で所得税から返還されるので問題ないですが、住宅ローン控除を受けている人はすでに所得税の控除は受けているので、返ってこなくなってしまいます。
ただ単にすんごい高いカタログギフトを買っただけということになってしまうのです。
確定申告が必要なのは年収2000万円を超えている人や、給料を複数箇所からもらっている人、副業で所得を得ている場合や、不動産取得です。
他にも住宅ローン控除を受ける初年度の方なども確定申告が必要です。
こういった確定申告が必要で住宅ローン控除を満額もらっている人は事実上ふるさと納税はできないということになりますね。
知らずに高い買い物をしてしまわないように十分注意が必要です。