何回もお伝えしていますが、労働をいくら頑張ってもお金持ちにはなれません。
労働分配率で見ても、会社の利益は労働者ではなく株主に還元しますので、労働者に利益を多く分配することはないのです。
トマ・ピケティ―の『21世紀の資本』ですでに証明されているように、
資本家が富を年平均4%~5%の利回りで増やせるのに対して、労働者は賃金を年1%~2%でしか増やせません。
この3%の差が長い時間が経つとかなりの差になりどんどん格差が開いていきます。
資本主義の仕組みがそうなっている以上、労働者と資本家の格差はどんどん開いていきます。
それに、労働者への税金や健康保険料は非常に高く、健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税が引かれます。
税金の制度はサラリーマンへの狙い撃ちです。
それに負担は知らないうちにどんどんと増えているので可処分所得は年々減っています。
サラリーマンは気づかないうちに国に搾取され続けています。
年収1000万円稼いでいる人でも、可処分所得は700万円程度にまで減ってしまいます。
年収が高くなると高くなるほど税金も高くなり、なんと最高55%が税金で持っていかれます。
株式の配当にかかる税率は一律約20%です。
では、それでもなぜ大半の人は投資をやらないのでしょうか。
それはリスクをとること、損をすることを恐れているからです。
損をしたくないのです。
10万円を運用したら50%の確立で12万円に、50%の確立で9万円になる投資商品があるとしたら、日本人は9万円になるのが嫌なので投資をしないのです。
私なら期待リターン10%の投資商品があれば迷わず買います!!
古代、人間というのは「不安」や「心配」などネガティブな感情を持つことで生存率を高めてきました。
ネガティブな感情が薄く楽観的すぎると敵に襲われたり、食糧不足に陥るからです。
そのため人間は本能的に将来に対して「不安」を持つように作られているのです。
なのでリスクや損することが不安で投資を始められないのも本能的には普通のことなのです。
しかし、現代においては突然獣に襲われたり食糧がなくて餓死するようなことはまずないので、そのネガティブな感情は投資への足枷になりやすいのです。
なのでその恐怖に打ち勝ち投資をするものだけが報われるのです。
実際に堅実な投資をしていると、短期で損をすることはあっても長期で見れば必ずといっていいほどプラスになり、平均利回りは5%~7%を見込めます。
資本主義においてリスクを恐れない投資家とリスクを怖がって投資をしない人の差はますます広がっていきます。
さあ!!みなさん!!今からでも遅くはないですよ!!