今日はディズニーランドが儲かるシステムとロジックについてお話しま~す!!
まず、ディズニーランドを運営しているのはオリエンタルランドという会社です(^^♪
オリエンタルランドの保有資産状況は、総資産約1兆円です。
プライスレスではないですよ!笑
1兆円です!!
魔法をかけたわけでも夢を見ているわけでもなくて日本円で1兆円です(^^)/
ちなみに日本企業で1兆円を超える企業は300社程度で上位0.01%に入る超大企業です。
そりゃそうか、、、ディズニーランドだもんね笑
保有資産の内訳は以下の通りっっっ!!!
↓↓↓
・49%土地・建物5140億円
・36%現預金3780億円
・株式8%820億円
その中身を詳しく見ていくと
49%土地・建物5140億円の中身は
土地代が1180億円、
建物代が3000億円、
(ディズニーランドとディズニーランドホテル1200億円、ディズニーシーとホテルミラコスタ1700億円)
この建物代というのは、減価償却分で年間380億円建物や設備が劣化するので、1日当たり約1億円が消えていく計算になります。
これを補うためにどんどん新しく設備を入れていかないといけないのですね!!
毎年いろいろできるから毎年行きたくて大変だ―とか言っているディズニーファンがいますがこういう理由だったんですね(^^)/
設備投資をしないと減価償却的な意味では1日約1億円の資産が吹っ飛んでいっているのです。
その分毎年多額の設備投資をして付加価値を高めているのですね(^^)/
↓
建設代が820億円
現在820億円をかけて
東京ディズニーランド大規模開発
東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト
ソアリンファンタスティックフライト
トイストーリーシリーズをテーマとした新ディズニーホテル建設
今後も設備投資額はどんどん増やして付加価値を高めていく方向だそうです!!
36%現預金3780億円の中身は
現預金2780円、自己資金1000億円社債(借入)
1000億円も借金があるのか―と思う方もいらっしゃると思いますがこの1000億円にかかる金利は0.2%です。
超一流企業のため、低金利でお金を調達できるのです。
1000億円の借金を0.2%で借りているのです。
ちなみに住宅ローンで1%・カーローンで4~5%・リボ払い消費者金融だと10%以上です。
住宅ローンよりもはるかに低い金利でお金を調達できるなんて羨ましすぎます(´;ω;`)
サラリーマンが金利2%~4%で借入を行い超低利回りのワンルームマンションを買っている間に、オリエンタルランドは0.2%で借金をして超高利回りなアトラクションに投資しているのです(;一_一)
勝ち目はないですねー!!
株式8%820億円の中身は
保有株のトップ10(保有目的)
東海旅客鉄道(オリエンタルランドへの送力強化)
東海旅客鉄道(オリエンタルランドへの送力強化)
みずほホールディングス(財務活動の円滑化)
三井住友トラフトホールディングス(財務活動の円滑化)
日本航空(オリエンタルランドへの送力強化)
ANAホールディングス(オリエンタルランドへの送力強化)
松竹(関係強化)
キッコーマン(関係強化{スポンサー})
山崎製パン(関係強化{スポンサー})
千葉銀行(財務活動の円滑化)
これもまた賢いですねー!!Σ(゚Д゚)
ディズニーランドに関係しそうな会社の株式を持って仲良くやっていきましょうやー
みたいなニュアンスですね!!いやーぬかりない!!
その他債券に220億円
その債権の利息と株式の配当で年間で10億円の収入(利回り1.2%)
借入は0.2%支払利息2億円
0.2%でお金を借りて1.2%で運用(2億支払って10億もらえる)
何もせずに年間8億がもらえる仕組みですね。
しかもディズニーランドと関連する会社の株を持っているので本業との相乗効果もついてきます。
まさにオリエンタルランドの経営は「稼ぐ」「貯める」「守る」「増やす」全部できているのです。
これには私達サラリーマンが見習うことがたくさんあります。
「稼ぐ」 オリエンタル→ディズニーランドのゲスト1人当たりの売上高(客単価)は右肩上がり。付加価値を高めている。 サラリーマン→時間単価を高める
「貯める」
オリエンタル→売上の1割(500億円)を貯金している
サラリーマン→毎年給与の1割を貯める
「守る」
オリエンタル→無意味な投資をしない。本業と相乗効果の高い投資しかしていない
サラリーマン→保険や手数料の高い無意味な投資を避ける
「増やす」
オリエンタル→利益率の高い設備投資しかしていない
サラリーマン→利益率の高い株式投資、自己投資
といったようにオリエンタルランドの真似をすることでお金持ちに近づけるのではないでしょうか(^^♪
という訳で、本日は夢と魔法の世界のロマンチックな記事を書いてみました♪