分散投資をしなかった人の末路とは



年金2000万円不足問題から投資を始めてみようと考えている人も多いのではないでしょうか。

でもそんなに金持ちになりたいわけでも、仕事を辞めたいわけでもない。

老後の年金の足しになる程度の投資でいいから、値上がり益もそこまで期待せず、大きな安定的な会社に投資をしよう。

と考えて大きな安心と思われる会社の株に全財産を入れてしまう人がいますが、本当にそれは安全な投資法なのでしょうか。

結論を言ってしまうと、危険です!

 

どれだけ大企業で安全とされている株式でもなにがあるか本当に分かりません。

例えば、東京電力の株式です。

当時、東京電力株は安定で安心と言われていました。

しかし東日本大震災が発生し大きな原発事故を発生させてしまい、震災前2500円前後で推移していた株価は一瞬で10分の1以下となったのです。

安定株だからといって東電株に集中投資していた人の資産は一瞬で10分の1になったのです。

1000万円分の株式を保有していた人の資産は100万円にも満たない金額になってしまったのです。

一瞬でです。

東京電力10年チャート

 

もうひとつ、日本航空株は当時、トヨタよりも安全な株だと言われていました。

しかしその後日本航空は経営破綻します。

日本航空株は紙切れとなったのです。

もし、この大暴落がリーマンショックのような世界的に株安にになり下がった相場なら、時間をかけて再び上がってくる可能性が高いですが個別銘柄で不祥事や倒産などがあった場合取り返しがつかなくなります。

個別銘柄投資を行う際にはどれだけ信頼のおける安心な会社の株式を買うにしても分散投資は必要不可欠なのです。

 

仮に1000万円を集中投資していて、その会社が不祥事などで株価が10分の1になると資産は100万円まで減りますが、100万円ずつを10社に分けておくと1社が10分の1になっても資産は910万円残ります。

1000万円が910万円になるのももちろん苦しいですが、100万になるのに比べたら全然痛くないのではないでしょうか。

それに他の9社が上がっておりトータルすると1000万円を維持している可能性も十分にあります。

 

また、銘柄の分散だけではなく業種(セクター)も偏らないようにした方が無難です。

1つのセクターに集中してしまうとセクターごと大きく下がるのもよくある話です。

リーマンショックの時は銀行株全体が散々なことになりました。

投資のプロが運営する投資信託も3社とか4社とかしか銘柄が入っていない投資信託はないですよね。

大体は数十社、多ければ数百社の銘柄に分散投資されています。

プロもここまで分散させているのです。

分散投資は本当に大切です。

自分のポートフォリオ内で様々なセクター、また攻めの銘柄・守りの銘柄をバランスよく作ることでより安心な株式投資ができるのではないでしょうか。

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