私はインデックス投資に大賛成です。素人の投資が売買を繰り返して継続的に儲かる訳がありません。
それなら日経平均株価やダウ平均株価、S&P500などの指標に連動するインデックスファンド(投資信託)に積立投資を行い、経済の成長に合わせてゆっくりゆっくり資産を膨らませていくことが賢明です。
それにインデックスファンドの手数料はアクティブファンドの手数料よりはるかに安いため運用コストも割安ですし、
ほとんどのアクティブファンドは長期で見た場合インデックスファンドに運用成績で勝てないと言われています。
実際、アメリカのインデックスに投資していた場合の過去の平均利回りは7%です。
あのウォーレンバフェットも自分の妻に私の死後はS&P500に連動するインデックス投資をするように言っているらしいです。
なので安定的に資産を膨らましていくのなら、インデックス投資が確実にいい方法なのは明白ですし推奨します。
しかし他の観点からもお話してみます。
それは今はインデックス投資バブルではばいのかという考え方です。
アクティブファンドに投資するよりインデックスファンドに投資する方が優位であることはいろんな人が伝えており、それが認知されだすと誰もアクティブファンドには投資をしなくなってしまいます。
そうすると資金の流入がインデックスファンドに偏り、インデックスに入っている銘柄が割高になってしまいインデックス投資バブルになってしまいます。
インデックスに入っている銘柄は実力以上の割高な株価になります。
逆にインデックス指数に組み入れられていない銘柄達はずーっと割安なまま放置され続けることになるのです。
インデックスファンドの優位性はアクティブファンドに投資をする愚か者がいるからこそ優位でいることができるのです。
なので年金2000万円不足問題で資産運用を始める素人が増えている今、みんながインデックス投資さえしていれば老後資産は大丈夫と言ってこぞってインデックス投資を続けているとインデックス投資が危険な時代がくるかもしれません。
要するに投資と言うのは、どの時代にも通用する必勝パターンなどは存在せず、その時その時に合わせて手法を変えていく必要があるということです。
なのでここでもまた分散投資のすすめになりますが、私のようにインデックス投資への積立も行った上で割安な個別銘柄への投資も行い、両方のうまみを取っていけるアセットアロケーションを作成することが賢明だと思います。
それにインデックス投資はキャッシュフローが出ないので、同じ再投資をするにしても個別株のように配当金がもらいる方が投資の楽しさにもなると思います。