こんにちはー。七宝です!
永遠の課題ですね。マイホームは資産なのか、それとも負債なのか。
私の見解をお話します。
資産なのか負債なのかはリセールバリューで決まります。
リセールバリューというのは売った時の値段で、買った時の値段もしくは借金の残債よりも売れる値段が高かったらその差額分は資産です。
逆にローンの残債よりも売れる値段が安かったら、その差額分の負債を抱えていることになります。
3000万円で買った家をすぐ転売して3500万円で売れるのなら500万円の自分の資産。
3000万円で買った家をすぐ転売して2500万円でしか売れないのなら500万円の負債です。
日本の新築住宅は残念ながら9割以上が後者です。
マンションの場合、新築プレミアムがついており、販売元の利益や広告費、モデルルームの建設費などいろいろのっています。
また、買った瞬間新築ではなく中古になってしまうので、買った値段以上で売却することは至難の業といえるでしょう。
日本人は新築が大好きなので中古ってだけでプライスダウンです。
戸建ても同じです。
特に注文住宅は注意が必要で、なにかをこだわってお金をかけたところで売却の時にその分の値段を上乗せできるのかと言うとそうではないことがほとんどです。
それにマンションよりも資産価値の維持が難しいです。
こういった話をすると、売るつもりではなく、住む用だからそんなことは考えなくていいんだ、という方がおますが、売るつもりがなくても考えておくことは大切だと思います。
人生なにがあるか分かりません。
転勤や離婚、子供が増えたり親の介護などで実家に帰らないといけない。
なにがあるか分からないので万一の時に負債を残すことなく売却をしたいですよね。
3000万円残債があって2000万円でしか売却ができなかったら1000万円別で払わないと借金返済できないので売ることもできないんですよ、、、
売るつもりがないにしても残債よりも高く売れるか安くしか売れないかで気持ちのゆとりが全然違うのではないでしょうか。
また、マイホームを購入する時、月々の支払額が今払っている家賃より安いからOKと考えて購入する方が多いと思いますが、いくら月々の支払いが安くても売却するときに大きくマイナスになるようでは本末転倒です。
不動産を購入する際にはリセールバリューの観点から、その不動産が資産になるのか負債になるのかを調べた上で資産価値の落ちにくい物件を購入することをおススメします。