こんにちは。七宝です。
最近はTwitterから来て下さる方が増えて、すこーしだけアクセス数がupしてきています。
ブログに来てくれたみなさんが少しでも経済的自由に近づけるように、これからも持っている全ての知識と情報を発信していきたいと思います。
さぁ、今日の記事は債券への投資についてです。
結論から言いますと、若年層でこれから資産を築き上げていこうという人のポートフォリオに、債券を入れる必要は100%ありませんっっっ!!!
若年層でなくても、高齢者でもない限り債券は必要ないですね。
確かに日本などの先進国の国債や優良企業の社債などは、株式と違って元本が保証されていますし安全なのは確かです。
しかし利息は銀行預金をしているより少し高い程度でパフォーマンスとしては全くよくないです。
銀行預金と同じでローリスク・ローリターンです。
リスクとリターンは比例します。
銀行預金や債券はローリスク・ローリターン、株式投資はミドルリスク・ミドルリターン、FXはハイリスク・ハイリターンといったところでしょうか。
私達サラリーマンが労働で得た限られた原資(種銭)を使って資産を膨らませようと頑張っているポートフォリオに、わざわざ運用効率の悪い債券を組み入れる必要があるでしょうか。
でも運用資金の100%を株式にすると株価が落ちたときにダメージが大きいので、債券も組み入れることで値動きが滑らかになり安定するのではと思う方もいると思います。
それならまず自分のリスク許容度を把握し、株式100%のポートフォリオで不安になる場合は証券口座内の現金比率を増やしたらいいのです。
①例えば今証券口座に100万円入っていたとして、それが100%株式だったとします。

確かにこれだといつくるか分からない暴落が来た時のことを考えると不安ですよね。
不安なのにリスク許容度を超えた運用をする必要はありません。
しかし、①の運用では不安になので債券を組み入れようとして、
②証券口座にある100万円を、株式に50万・債券に50万入れるとします。

このようなポートフォリオは投資効率を著しく下げるだけになりますのでおすすめしません。
長期で見た時のパフォーマンスはやはり株式がいいのです。
もし運悪く暴落前に株式を購入してしまったとしても、長期で見れば株式・長期債・短期債とどれを比べても株式のリターンが一番高かったことがジェレミー・シーゲル氏の書籍にも記載されています。
米国株式の話になりますが、20世紀の主な株価ピーク時に投資をしていたとしても、
運用期間を10年とした場合、株式投資で+18%、長期債で+2%、短期債で-1%
運用期間を30年とした場合、株式投資で+485%、長期債で+45%、短期債で14%
と圧倒的に株式のパフォーマンスが債券よりはるかに良かったのです。
50%も債券に入れるのは非効率です。
なので運用期間が長い投資家ほど運用資産は株式100%のポートフォリオをおススメします。
限られた資本の中で運用しないといけないため、パフォーマンスは極力高くし、効率よく資産拡大をしていきたいです。
それなら、株式の比率を上げ、パフォーマンスを上げます。
また、残りは債券ではなく現金で持っておき、不安要素である暴落に備えてはどうでしょうか。
③証券口座の100万円を、株式に70万円・現金に30万円にします。そしたら現金比率は30%です。

これならどうでしょうか。30%現金で残してあるので安心ではないでしょうか。
暴落がきても30%残しておいた現金を使って安くなっている株式を買うことができます。
私は多少の比率の違いはあるにせよ③のポートフォリオをおススメしています。
もちろん、余裕資金として証券口座内に入れているお金の中の話なので、生活防衛金は別に銀行に置いておいてくださいね。
生活防衛金はサラリーマンで半年分、自営業者は1年分です。
PS:私は株式の他に不動産投資も始めていこうと思っていますが、不動産投資の場合は銀行からお金を借りて運用するので自己資本ではなく他人資本で運用できるため、レバレッジが効いて投資効率アップになるのが不動産投資のメリットですね。