今後の日本経済 ~今の日経平均株価は割高なのか~



こんにちは。七宝です。

今日の日経平均株価、大きく上がり22000円台復活しましたね(*^^*)

今が高値圏だからタイミングを見計らって投資できずにいる人も多いのではないでしょうか。

1年後株価は3万円をつけているのか、このまま2万円台なのか、はたまた1万円を割っているのか。

そんなことが分かっている人間は1人もいません。

テレビとかで偉そうに株価予想をしている人だってほとんどが外しています。

未来の株価が本当に分かっているのは神様とドラえもんくらいでしょう。

 

では今後の日本経済はどうなるのでしょうか。

まず、景気というのは必ず循環します。

不景気→好景気→不景気→好景気

企業が設備投資などを行うとお金が出ていくので景気が回復してきます

→好景気になってくると金利を上昇させ市場のお金を抑制し始めます

→好景気でものを作りすぎた分売れなくなってくるので、景気悪化になり金利は低下します

という風に好景気や不景気はずっとは続かないようになっています。

そのため、景気後退期に入る時に設備投資などを抑制する経営判断は非常に重要になってきます。

アベノミクスの始まった後2012年ごろからずっと好景気と言われていましたが、日本経済新聞の景気動向指数は2019年ですでに2回悪化が出ています。

日本経済新聞の景気動向指数

この悪化は2012年以来で、すでに景気後退期に入っているという見通しもされています。

2012年以降ずーっと好景気と言われてきた日本ですがとうとう不景気入りしてしまうのでしょうか。

 

次に懸念される点は実質賃金のダウンです。

これは労働者にとっては残酷なのですが、実質賃金はどんどん下がっています。

最低賃金引上げなどで給与は少しずつ上がっているように感じるかもしれませんが、社会保険料も上がり続け物価や消費税も上がっています。

なので、社会保険料や物価上昇率、消費税率上昇ほど給与は上がっていないという結果になっています。

これから先も実質賃金は下がり続けることが予想されます。

なぜ実質賃金が下がるのかと言うと、日本のGDPが全く上がっていないからで、アメリカや中国に比べて日本は取り残されている状態にあります。

主要国GDPグラフ

なので付加価値をつけてGDPを上げていかないと、実質賃金が上がっていかないのは当然と言えます。

1人当たりのGDPで見ても日本はほとんど上がっておらず、各国に追い抜かれている状況にあります。

 

一方、日経平均株価はどうかというと、冒頭でもお話した通り22000円台とかなり好調な水準です。

リーマンショック時から比べると3倍以上になっています。

しかし一丸に日経平均株価が高いから景気がいいよ!といったものでもなく、いろいろな裏があります。

ひとつめは年金が日本株を買い続けていることです。

みなさんが払っている年金も運用されています。

年金の運用は2014年に株式12%のポートフォリオだったのが、数年で債券から株式の比率を増やし、2019年には株式25.1%のポートフォリオになっています。

ふたつめは日銀はETFを買いまくっていることです。

2012年時点では年間5000億ほど買っていましたが、現在は6兆くらい日銀が毎年ETFを買い続けています。

日銀のETF保有の推移

累積だと20兆くらい日銀が買い占めているのでこれは東証一部の4.7%にあたり、上場企業の5割が日銀が大株主になってしまっています(笑)

なので本来の株の価値よりも、年金や日銀が買いまくっているので底上げされている状態にあるとも言えます。

また、このような日銀の爆買いは今後どうしていくかの方針は決まっておらず、いつまで買い続けるのか、持っている株はどうするのか、

などはっきりしていないので今後の不安要素のひとつではあります。

今の話を聞くとどう考えても日銀のせいで割高になっているではないかと思いますが、見る視点を変えれば割安と見ることができる指標もあります。

それはPERです。

PERは株価に対して企業がどれだけ収益を出しているか(収益率)の指標ですが、日経平均をPERで見た場合12.5倍となるので割安を示す数字になります。

これは12.5年分の収益分で今の株価分を取り返せる計算になります。

これは日本の企業が稼ぐ収益に株価がついてきていないという見方もできるので、今後株価がさらに上がる可能性もあると言えます。

 

世界的な景気動向としては、

米中貿易摩擦、PMI2018年以降急落、逆イールドなど景気後退懸念が多くなっています。

アメリカも不景気が見えているので利下げを行っています。

今後日本はどうなっていくのかと言うと、出生率の低下や高齢者のさらなる長寿化により少子高齢化は拍車がかかって進んでいきます。

若者の数は減っているのに高齢者の数はどんどん増えていきます。

医療費もどんどん上がり人口の割合も多くの高齢者を少ない若者で支える逆ピラミッドになり、

若い人の子育てなどのお金は高齢者の病院代・薬代・年金などに消えていきます。

この状況を変えない限り日本の今後の成長はないと言えます。

私達ひとりひとりがやるべきこととして、少なくともこのまま日本でのらりくらりと労働だけして暮らしていると日本とともに共倒れしてしまうということです。

事業なり副業なり投資なり、こんな日本で生きていく中でも個人で豊かになる方法はまだ残されています。

早めになにかしらの行動をしましょう!