こんにちは。七宝です。
先日、とある人とお喋りしている時、またもったいねー!!と叫んでしまいそうになったので紹介します。
その方は念願のマイホームを購入したらしいのですが、なんとっっっ!頭金を1500万円も入れたそうです、、、(そもそも1500万円用意できたことがすごいですが)
え、、、私に言わせてみれば判断を大きく間違えています。
そこで住宅購入時に頭金を入れない方がいい2つの理由を解説します。
この話題は過去の記事でも説明しているので重複しますが、本当に大事なところで知っているか知らないかで大きく差がつくところなので是非とも参考にしてもらいたいです。
~住宅購入時に頭金を入れない方がいい2つの理由~
【①住宅ローン借り入れ金利が非常に低い】
そもそも住宅ローンを借りる時に頭金を入れる理由はなんでしょうか。
・借入額に対して利息がかかるので借入額が多くなると多くなる分だけ払う利息が多くなるから借入額を減らし利息の支払いを減らす
・借金は悪なので借金の総額は少しでも少ない方がいい
このような理由ではないでしょうか、
まず、利息に関しては現在の住宅ローン金利は0.5%~1%と非常に低い水準です。
今後上がらないとも言えませんが、もう何年もこの低い水準です。
住宅ローン以外で0%台でお金が借りれる方法があるでしょうか。
まずないと思います。
こんなに金利が低いのなら手元にお金を置いておいて株式投資などで運用するべきです。
0.5%~1%でお金を借りて3%~5%で運用したらいいのです。
親世代が頭金を多く入れていたのは当時の金利がベラボーに高かったからです。
金利が高い時はもちろん頭金を入れて借入額を減らさないと金利の負担が大きいので頭金を入れる方が賢明と言えます。
なので今後もし金利が上がるようなことがあり、運用利回りより借入金利が上回るようなら繰り上げ返済するといいのではないでしょうか。
次に借金は悪という概念ですが、借金にはいい借金と悪い借金があるので住宅を借りる借金は良い借金に分類されるので別に悪ではありません。
住宅ローンなどの金利が安い借金は良い借金です。
逆に消費者金融・カードローン・リボ払いなど金利が高い借金は悪い借金です。
低い金利で住宅ローンが組めるのもあなたに信用があるからです。遠慮なく借りて置いた方が得策です。
【②住宅ローン控除がある】
ふたつめに住宅ローン控除です。
こちらは家を購入・リフォームするためにお金を借りた場合13年間(増税後に買った場合10年から13年に延長されました)
年末の借入残高の1%が払った所得税から返ってくるというありがたい制度です。
所得税から控除しきれなかった分については住民税も安くなります。
これがなかなかすごいことなんです。
毎年1%返ってくるんですよ。
支払っている金利が0.5%だとすると、
なんと0.5%もらってることになっちゃいます。
借入金利マイナス0.5%でお金を借りていることになりますよね。
すごいですよ。
なので頭金を入れてしまうと借入の額が減ってしまうので0.5%もらい続けれるのにその額を自分から減らしてしまっていることになります。
いかがでしたでしょうか。
現代の日本においては住宅ローン借り入れ時に頭金を入れない理由は分かっていただきましたでしょうか。
その時の金利状況や制度の変化によって常にお金で損をしないことが将来豊かになるための近道なのではないでしょうか。