こんにちは。七宝です。
頂いた質問にお答えします。
『ブログ読ませて頂きました。
~中略~
七宝さんは持ち株のほとんどを高配当株で、証券口座の分は株で保有しているのでしょうか?
私は高配当株は権利落ちの下げが辛く、去年試してみてキツいなと思ったので、今年は控えめにしています。
今年はオリンピック後に大幅暴落しそうなので、長期投資は優待で何年以上、という縛りがある銘柄以外はしないつもりです~後略』
というメッセージを頂きましたので見解をお話しします。
(※あくまで私が採用している長期投資視点からみた見解ですので、投資方針や投資期間が違う場合は正解も変わってきます)
短期トレードではなく長期投資を行う方向ではあると思うのですが、どうしても権利落ち日の下げが気になる、ということですね。
私は配当落ちの下落は気にしなくていいと思っています。
それが気になるということはまだ短期目線で考えてしまっていると思います。
下がっている原因が配当落ち日だからと決まっているのであれば、また次の権利付き最終日に向けてその分は上がっていくでしょう。
また、長期で見た時に配当落ちで一時的に下がる分なんてわずかなものです。
それでも資産が1日に大きく減ることに耐えれないのであれば、リスクを取りすぎているということなので、投資する金額を少し減らしてみてはいかがでしょうか。
そして株価の上下に慣れながら、少しづつ投資に回す金額を増やしていけばいいと思います。
今のまま投資をしてしまうと暴落が起きた時に焦って狼狽売りしてしまうと思います。
売らないと決めて買った株式はよほどのことがない限り持ち続ける。
買った分のお金は元からなかったものだと思う。
この辺の意識がないとどうしても持ち続けるつもりだったのに下がったから売ってしまった、などということになります。
方針を明確にせずに「少し下がったから不安で売ってしまった」とか「上がりそうだから買った」とか感情任せの投資をしていると確実に負けます。
私の場合ですが、高配当株にももちろん投資をしていますが、高配当株だけではなく高配当とまではいかないけど、財務優良株・バリュー株などを組み合わせてポートフォリオ全体で配当利回り3%強になるようなポートフォリオになるようにしています。
銘柄もできるだけ分散させていますので、決算月も多少は分散されています。
そしてそもそも値上がり益を取りたいのではなく、配当目的で投資しているので、日々の値動きも全く気にしていません。
正直、どの銘柄の配当落ち日がいつなのかも全く知りませんし知ろうとも思いません(笑)
高配当株にこだわるより、高配当株を交えてバランスの良いポートフォリオにするのがいいのではないでしょうか(^^)/
オリンピックについてですが、これはどうなるかは分かりません。
おっしゃるようにオリンピックなど株価の動きの予想がつきにくい時に株式を購入するのは避けて、終わってから始めるのもひとつの手だとは思います。
しかしオリンピックが終わったからといって必ず下がるとも言い切れません。
今の株価がすでにそこまで織り込み済みである可能性だってあるのです。
なのでそこが気になるのであれば、アセットアロケーションの現金比率を増やし、リスク資産を減らしておけば良いのではないでしょうか。
どんな強気のアセットアロケーションを組むにしても生活防衛費+証券口座内の現金を残しておくことは非常に大切なことになります。
全力買いは精神衛生上よくないですし、長続きしません。
また、株主優待はオマケ程度に考えておいて下さい。
優待に目がくらんで間違った株を買ってしまったけど、2年以上保有で優待品1000円相当分アップするから売れない。
こんなこと思わなくていいので売った方がいいです。
この場合は損切りも大切になります。
優待銘柄は優待目的の人が購入しているため、本来の株価より高くなっていることが多いですし、
優待は配当以上に業績悪化により廃止になりやすいです。
最後に私の運用資産については、毎月の資産報告で紹介していますのでそちらを参考にして下さいね(*^^*)
今すぐ結果を出そうとしないでください。
10年後、20年後、30年後に笑いましょう。
それでは検討を祈っています。
このようにできるだけご質問にもお答えしていこうと思っていますのでお気軽にメッセージ下さいね♪
住宅ローンの繰り上げ返済を検討している人に伝えたい
住宅ローンは金利1%以下ですよね
株式配当利回りは安定運用でも3%以上
繰り上げ返済するお金があるのなら
繰り上げ返済せずに株式を購入しておくべきです
この話が理解できたあなたは
日本人の中で飛び抜けた
マネーリテラシーの持ち主です
— 株式投資でセミリタイアを目指す七宝 (@ZkVkPGgnzC6lcAB) January 7, 2020