こんにちは。七宝です。
リーマンショック以降、日本・米国共に株価は右肩上がり、2019年は特に好調でした。
2020年に入っても絶好調は続いており、日経平均株価は24000円を抜けるか抜けないかの高水準、米国のS&P500やダウ平均も史上最高値を更新し続ける状況となっております。
2019年に投資を始めた人の多くが儲かっていると思います。
ただ、「2019年から投資を始めてウハウハな状態でこんなに増えるならもっとお金を突っ込もう!!」と思っている人は非常に危険です。
2019年は確かに相場が良かったですし、2019年から投資をして含み益が出ているのも非常に良いことです。
しかし、おおよそ10年に1回は暴落が起きているのです。
前回は2009年のリーマンショック、その前は2000年のITバブル、その前は1990年のブラックマンデー。
もっと遡っても大体10年に一度のペースで暴落は発生しています。
その暴落のリスクを忘れてしまって、2019年が増えたからといって喜んで計画以上のお金までつぎ込んでしまうのは危険です。
まあ暴落は悪いことではなく、安く株式が買えるのでその先まで見た場合、一時的なバーゲンセールであり、資産拡大スピードが速まるので嬉しいのですが…
やはり気持ち的にも資金計画的にも備えておかないとパニックで売ってしまいかねないので、備えておくことは重要です。
暴落時には保有していく株式の価値が半値になることもありますので、それに耐えれるようにしておかないと、売ってそのまま退場…株式投資なんかやるんじゃなかったー!!ということになります。
ちなみに過去の暴落でその後株価が戻らなかったことはありません。
数年かかりますが暴落した株価は必ず戻ります。
私達投資家は暴落から逃げることはできません。
暴落がいつくるか分かっているのなら暴落前に全部売ればいいですが、それは分からないので、定期的に暴落は受けることになります。
しかし、暴落を受けても、その安値でパニック売りをしなければなんの問題もありません。
私を含めここ数年で投資を始めた人はまだ大きな暴落を経験していません。
なのでいつか必ず来る暴落時に退場しないように本当にしっかりと備えておく必要があると思います。
備えというのは先ほどから言っている感情面での備えや、2019年に上がったからといって投資に計画以上にお金を突っ込まずに計画通りに入金していくことです。
もちろん生活防衛費にまで手を付けることは絶対にダメです。
そして暴落時に買い付けるための現金を常に用意しておきましょう。
株式相場が好調であろうが不調であろうが全力投球はやめておきましょう。
株価の動きが気になってドキドキするのなら、それは投資に回しているお金が多すぎるということです。
そんな精神状態で暴落に耐えれる訳がありません。
2019年の上昇に浮かれずにしっかり気を引き締めて資産運用していきましょう!!