こんにちは。七宝です。
私は常々、「銘柄を分散しよう、時間も分散しよう」そんなことを言っています。
では投資の世界でなぜ分散投資が大事なのか。
それを少し考えてみたいと思います。
株式投資は長期的に見るとすごいリターンを受けることができます。
しかしリスクがあることも事実。
会社の不正や業績の悪化で株価暴落、減配、最悪の場合倒産や上場廃止。
株式市場全体で見ると経済の成長に合わせて持ってる資産も上がっていきますが、会社毎に見るともちろん上記のような理由で大きなマイナスリターンになることももちろんあります。
そのようなリスクを回避する意味で分散投資が必要不可欠なのです。
銘柄を分散させていると、例えば10社の株式を持っていて万が一1社が倒産しても、残りの9社が10%強のリターンを出してくれていればトントンということになります。
倒産までいかなくても、業績の良い会社と悪い会社のリターンが相殺されることによって、全体で見れば株式市場全体の平均的なリターンに近いリターンが安定的に出ることになります。
もし一社に集中投資をして、その会社が好調に伸びてくれたらもちろん分散するより高いリターンを得ることできますが、そうでなかった時のダメージが非常に大きくなります。
経営破綻前のJALや東日本大震災前の東京電力、直近で言えばレオパレスや日産自動車に集中投資をしていた人が、今どうなっているかを考えたら分かるでしょう。
私は分散投資が大好きです。
私は40銘柄ほどの株式を持っていますが、全て100株から200株の保有です。
実際、その中でもプラスリターンの銘柄、マイナスリターンの銘柄があり、ポートフォリオ全体ではプラスになっている。
そういった感じになっています。
今のところどれだけ気に入った銘柄でも、200株以上保有するつもりはありません。
(将来的にもっと資産が増えていくと300株400株と増やしてはいきますが)
今のところ、まだまだ新しい銘柄を選定して100株づつ保有していくつもりです。
分散投資をする理由は、未来は誰にも分からないからです。
1年後にどの会社の株価や配当金がどうなっているか、未来が分かっていたら分散なんてする必要はありません。
そもそも未来が分かるのであれば私は配当金投資なんてしないでしょう。
株価が上がる銘柄に全資産どころか信用取引もMaxに使って買えばいいのですから。
しかし私を始め、全ての人を含めてもに未来が正確に分かっている人なんているわけがありません。
なのであらゆるリスクに対応できるように銘柄の分散、また購入する時期の分散をすることが、長期的に資産を築き上げていく上で非常に大切なのです。