こんにちは。七宝です。
そもそも私達が積立投資などでコツコツお金を増やしていくのは何のためなのでしょうか?
それはもちろん人それぞれです。
・セミリタイアしたいから
・老後資金(年金の足し)
・生まれた子供を大学まで行かせてあげるため
いろいろあります。
私は現段階ではセミリタイアするためですが考えてみると、どれにも当てはまりますね。
今のところセミリタイアするためですが、年金の足しにもなるでしょうし、子供が生まれた場合学費にもなるでしょう。
結局私の場合、できるだけ年間の配当金収入を増やしておいて、配当金の使い道はその時その時の家族構成などいろんな状況で変わります。
この先20年後、30年後に私の生活がどうなっているか分かりません。
しかし、どんな状況になっていても毎年働かずに入ってくる配当金があるということは必ずプラスになりますし、その時の選択肢の幅が増えることに違いはないのです。
当ブログに時々登場するTさんがこんなことを言っていました。
『大学に行かせるのに○○百万かかるから積立で少し増やしたところで全部なくなるやろー』
確かにそう考えてしまうのも仕方ないですが、投資の力を少し甘く見ているようにも見えてしまいます。
そのTさんは子供の将来のために学資保険をかけているとのこと。
私の個人的な見解にはなりますが、貯蓄型保険や学資保険は保険と投資がごっちゃになっている商品で、自分になにかあった時のための時の保険としてかけているのか、お金を増やしたいのかが良くわからず中途半端に感じてしまうのです。
なので投資で考えるとお金は全然増えません。
S&P500などの優良なインデックス指数に連動した積立投資をした方がよっぽど増えます。
保険と投資をごっちゃにせずに保険は保険、投資は投資で分けて考えないといけないのです。
保険は掛け捨ての生命保険。投資はインデックス投資で積立。この組み合わせが最適解になります。
もちろんインデックス投資でなくても、個別株を買い進めていくのもおすすめです。
『大学に行かせるのに○○百万かかるから積立で少し増やしたところで全部なくなるやろー』
というのはおそらく元本が300万円だとして銀行に預けていたら300万円、学資保険なら保険付きで306万円。
「リスクも取ってコツコツ積立投資をして320万円になったところで、せっかく増やしても学費で消えてしまうから、それならリスクを取らずに学資保険でいい。」
そういう見解なのだと思います。
しかしそれは複利の効果など、投資で増やせるお金の破壊力が分かっていないからそう思ってしまうのです。
堅実な長期投資は学資保険に少しプラスくらいのリターンではありません。
プラスで掛け捨ての生命保険をかけたところでリターンはプラスです。
投資期間によりますが、長ければ長いほど306万円と320万円とかそんな差ではないはずです。
次回の記事で複利の効果を改めて説明をします。
それに個別株で私のように長期投資をすると学費でせっかく積み立てたお金が全て消えてしまう。
そんな発想には至りません。
過去の記事で、「資産はを使うのではなく資産は工場で、その工場が作るお金を使おう。そうすることで資産を減らさずに毎年お金が入ってくる。」というお話をしました。
ここでもこの考え方が大事になります。
子供が生まれた時から継続的に投資で資産を膨らませているのなら、ある程度纏まった資産になっているでしょう。
なので子供が大学進学する時にその工場を売ってお金を支払うのではなく、あえて奨学金を借りてしまえばいいのではないでしょうか。
私はかねてより、「金利の低い借金は良い借金だ。借りれるだけ借りてそれ以上の利回りで運用しよう。」そう言っています。
住宅ローンの繰り上げ返済を検討している人に伝えたい
住宅ローンは金利1%以下ですよね
株式配当利回りは安定運用でも3%以上
繰り上げ返済するお金があるのなら
繰り上げ返済せずに株式を購入しておくべきです
この話が理解できたあなたは
日本人の中で飛び抜けた
マネーリテラシーの持ち主です
— 七宝@株式投資でセミリタイアを目指す (@ZkVkPGgnzC6lcAB) January 7, 2020
奨学金も金利の低い借金のひとつです。
せっかく育ててきた工場を売らなくても奨学金を借りて大学に行かせ、工場が生み出すお金を奨学金の返済に充てればいいのです。
そうすることでせっかくコツコツと増やしてきた資産を減らすことなく、子供を大学に行かせることができるのです。
私は正直大学なんて行く必要はないと思っている人間ですが、このような考え方ができることでいろんなことに応用ができるので、
ひとつ紹介させて頂きました。