こんにちは。七宝です。
コロナウイルスの感染拡大による世界経済が先行き不透明のため、暴落が起きています。
世界的株安です。
日経平均株価においても高値24000円から17000円(3月17日時点)と30%ほど下落しています。
値上がり幅(キャピタルゲイン)目的で買っていた投資家の人たちからは悲鳴が聞こえてきそうな相場ですね。
信用取引でレバレッジをかけて大きなお金を取引していた人は追証が来て市場から追放、借金だけが残ってしまった人なんかもいるのではないでしょうか。
私は絶対に信用取引に手は出しませんので借金になることはありません。
みなさんも自分の力以上の取引は絶対にやめましょう。
そして私が行っている投資法はキャピタルゲインを目的としていません。(長期的に見れば経済成長で株価の上昇も期待はしているが)
目的としているのはインカムゲイン。
要は配当金を目的に投資をしています。
そのため一時的に株価が暴落しても特に問題ではないのです。
しかし、株価が暴落するのは実体経済にも悪影響があることが懸念されます。
では株価のみならず配当金も同じように下がってしまうのではないか…そう思われる方も少なくないはずです。
確かにその通りです。
不景気になれば当然企業の利益が減るので配当金も下がります。
しかしリーマンショックなどの数字を見ていると、配当金は株価ほどには下がらないのです。
株価は感情的にダイナミックに動きますが、配当金は実体経済・業績という裏付けがあって決まります。
米国の優良企業500社を集めたS&P500を構成する企業では、リーマンショック時株価の下落は50.8%に対して配当金の下落は17.9%でした。
これだけ見ても株価の暴落ほど配当金は暴落していないことが分かります。
そして私が行っているのは高配当株投資です。
私は銘柄選定をする際に連続増配している会社であるかも確認しています。
リーマンショック時においても連続増配銘柄は他の銘柄に比べて配当金の下落率が少なかったというデータもあります。
米国の連続増配銘柄を180銘柄ほどかき集めた「VIG」というETFがあります。
こちらはリーマンショックの時株価下落率は39.7%だったのに対して配当金の下落率はなんと1.4%でした。
連続増配株は株価暴落時においても配当金はほとんど変わらないという実績まであるのです。
人気のため配当利回りがあまり高くないという欠点はありましたが、最近の下落で配当利回り3%ほどまで上がっています。
今までは米国株でお話をしました。
では日本株はどうでしょうか。
日本株はリーマンショック時配当金は25%~30%下落しています。
日本企業はアメリカ企業と違って配当金の決め方は株主還元が非常に下手くそです。
しかも米国にはVIGといったような優良な商品がありますが、日本にはありません。
日本もないことはないのですが、悪い銘柄がたくさん入っているのでおススメはできないのです。
なので日本株で連続増配株・高配当株に投資をしようと思うと、個別銘柄に投資を行い、自分でポートフォリオを作成する必要があります。
私は配当利回り、連続増配を含めたあらゆる指標から銘柄選定をおこない、暴落にも乗り越えられるポートフォリオを作っています。
こちらのnoteで保有銘柄を公開しています。
こちらのnoteで購入検討銘柄も公開しています。
結論として、連続増配株などに配当金目的で投資をしている場合、配当金は株価ほど下落しなにので、焦らず買い進めていくのが良いということになります。
株価の下落ほど配当金が下がらないということは、単純に配当利回りがUPするということです。
そう考えてもやはり暴落はチャンスでしかないですね。
暴落相場でも淡々と予定通りに買い進めていきましょう。
※こちらの記事は特定銘柄の購入を推奨しているものではありません。
あくまでも投資判断はご自身の責任でお願いします。