こんにちは。七宝です。
私はブログ開設以来、ずーっと長期投資を推奨しています。
というよりは、投資の本質は長期投資であり、短期トレードのようなマネーゲームは投資ではなく投機だと考えているからです。
なので投資=長期投資と考えています。
その考えのもとで、「投資をしましょう」と言っている訳です。
なので、投資をすることを勧めていると、「下がるかもしれないじゃないか!」と言う方が時々いますがそれは論外です。
私の中では短期トレードは非常に難易度が高く、長期投資は難易度が低いと思っています。
長期投資では
・時間をかける
・感情を捨てる
これだけを守ることができれば一般の人でもほとんどの人がお金を増やすことができます。
時間を味方につけることでかなりリスクを抑えて大きく増やすことができるのです。
では短期トレードと長期投資を比べた時に長期投資だとここが楽、または簡単ということをいくつか紹介しましょう。
売りのタイミングを考えなくてよい
実は投資は買うタイミングよりも、売るタイミングの方が難しいのです。
短期トレードの場合、買うと次は売ることを考えないといけません。
(売りで入った場合は買い戻すことを考えなくてはいけません)
長期投資の場合、買えばそのまま放置するだけ。
後は毎年配当金が勝手に入ってきます。
購入単価にそこまでこだわらなくて良い
短期トレードの場合、少しでも安く買い、値幅を取らないと利益になりません。
しかし長期投資の場合、配当利回りやバリュー性で今の株価で納得したのならその株価で購入すればいいので、タイミングを見計らず、短期トレードほど安値で買ってやろうと注意を払わなくていいのです。
また短期トレードの場合、買った後に予想に反して下落した時は損切りをしなくてはいけません。
しかし長期投資の場合だと、そもそもキャピタルゲインではなくインカムゲインを目的としているので、購入後に下がったところで放置しておけばいいのです。
資金管理が簡単
長期投資の場合、持っている資産の一定の割合を株式で持っておくだけです。
一方短期トレードの場合、資産を一定の場所に置いておくことをせずに、常に自分で現金に戻したり株式を買って株式にポジションを置いたり、また現金に全て戻してノーポジションに戻したり・・・
全て判断しないといけません。
株式を買ってうまく予測が的中し、利益確定をしました。
ではその戻ってきたお金はどうするの?
こうなってしまいます。
将来的にもずっとトレードしなくてはならない
長期投資の場合、配当金というのは「不労所得」です。
資産が大きくなってきて配当金生活ができたとしたら、本当に不労所得で生活できるということになります。
一方短期トレードは言わば「労働」です。
自分でトレードをしないとお金は増えません。
短期トレードはできるけど長期投資ができない人がいたとするならば、トレードで1億の資産を築いたとしても、さらにトレードを続けないとその1億は生活費で減っていくことになります。
トレード地獄から一生抜け出せないのです。
よって、「トレードができる人でも、経済的自由を手に入れる為には長期投資も知っておく必要がある。」
こうなる訳です。
いかがだったでしょうか。
今、思いつくだけでこれだけの短期トレードより長期投資の方が簡単または楽な理由が出てきました。
逆に短期トレードの方が優れていることを考えても特に出てきません。
強いて言うなら、短期的に資産を大きく増やせる「可能性がある」ということなのでしょうが、「短期的に資産を大きく減らしてしまう可能性もある」ということなのでメリットとも言えません。
私たち庶民は『長期・分散・積立』の3つを徹底して、ゆっくりコツコツ堅実に資産を膨らませていくのが最適解なのではないか、と私は思います。