こんにちは。七宝です。
日本はもう長いこと低金利です。低金利どころかゼロ金利、マイナス金利です。
みなさんが使っている銀行預金も例外ではなく、低金利どころか金利は0.001%、無利息です。
物価上昇率にすら勝てないので、実際にはマイナス金利と考えることもできます。
いくら頑張って貯金してもお金の価値は目減りしていくのです。
いまの20代、30代の人は、
「お金を預けておくだけで金利がついてお金が増える。」
「お金を預けると勝手にお金が増える」
なんて体験したことがないし、信じられないのではないでしょうか。
だから「10年後以降はお金が増えていく、さらに生命保険が付いている」といった貯蓄型保険に入ってしまうのでしょう。
無利息に慣れてしまった人達が忘れてしまっている事、それは『本来お金を預けたり貸したりすると金利というものが発生する』ということ。
お金が働いてお金を稼ぐということ。
これが分かるだけでマネーリテラシーの高さが全く変わりますし、損得の判断を間違えにくくなります。
私が設定している基準金利は3%です。
実際には株式投資の株価成長と配当と合わせた期待リターンは5%前後ではありますが、安定にお堅く運用している私は少し低めに3%としています。
なのでお金がお金を稼ぐ基準を3%として考えるのです。
こう考えると無利息でお金を預けているという事は、基準の3%より3%足りていないという事になります。
果たして銀行預金は本当に安全と言えるのでしょうか?
毎年3%ずつ銀行にお金を搾取され続けているのに、、、
ではいろんな金利を見ていってみましょう。
銀行預金(普通)・・・0.001%
銀行預金(定期)・・・0.002%
住宅ローン(変動)・・・0.5%
住宅ローン(固定)・・・1%
不動産投資ローン・・・2%~4%
株式配当金(安定運用)・・・3%
カーローン・・・5%
消費者金融・・・15%
リボ払い・・・15%
このようになります。
基準を3%と考えると、
3%以下の金利でお金を預けるのは損。
3%以下の金利でお金を借りるのは得。
3%以上の金利でお金を借りるのは損。
3%を大幅に超える投資案件は詐欺を疑え。
とこうなりますよね。
前記事でもお伝えしましたが、3%を遥かに下回って0.5%で借金ができる住宅ローンは良い借金になります。
3%を遥かに超える年利15%を超えるような消費者金融やリボ払いに手を出してはいけません。
月利10%などといった投資案件を目にしても、基準の年利3%からかけ離れすぎているので、詐欺だと気づかないといけない。
このようにお金がお金を稼ぐ基本となる利率が3%ということを頭に入れておくだけで、いろんな判断が正しくできるようになるのではないでしょうか。