連続増配は嬉しい・・・けどそれだけで飛びついてはいけません!!



こんにちは。七宝です。

『連続増配』…なんて聞き触りの良い言葉なのでしょうか。

このコロナ禍において利益減、減配、先行不透明の中、増配してくれるのはとても嬉しいことですよね。

先週三菱商事が2円の増配を発表したため、Twitter界隈は盛り上がっていました。

三菱商商事は方針として、累進配当をすることを掲げており、基本的には毎年増配をおこなっていく姿勢です。

この状況下でも増配してくれるなんて株主からしても嬉しいことですし、株主還元の姿勢が見られます。

とても良いことではあるのですが、それだけで飛びつくのはいかがなものだと思います。

 

それは本当に今後も増配していく余力はあるのか。

10年20年先まで持っていても末永く配当を受け取ることができるのか…ということ。

配当金というのは、原資がどこから出ているのかということです。

配当金の原資はその会社が稼いだ余剰利益です。

なのでもちろん連続増配も大事なのですがそれよりも、

✅売上高の推移はどうなっているのか

✅営業利益、経営利益、当期純利益はどうなっているのか

✅企業が稼ぐ力に対しての株価(PER)はどうなのか

そういった各種指標が大事なのです。

確かに連続増配はしているが、業績は右肩下がり、増配されているけど配当性向がどんどん上がっているだけ…

こういった会社がこの先長い間本当に増配していくことができるのでしょうか。

※決して三菱商事がダメと言っている訳ではありません。三菱商事の配当性向は30%台です。




どれだけ連続増配の姿勢を見せていても、配当性向が90%あるような会社が本当にこの先も配当金を増やし続けることが可能なのでしょうか。

そして連続増配株の連続増配が止まった時、株価もどうなるでしょうか。

すでに余剰利益は全て株主に配っているので今後会社を成長させるための自社への投資もできません。

そうなるともう目も当てられなくなりますよね。

木を見て森を見ずにならないように、連続増配だけで飛びつくのではなく、もっと広い視野で銘柄を見てみましょう。

連続増配を掲げてなくても、業績が好調な企業は自然と増配していくことになります。

私は連続増配株はもちろん大好きですが、PERが低く配当性向も低いのに配当利回りもそれなりに高い銘柄が大好きです。

株高の時は滅多にお目にかかれないですが、暴落などで市場が売られすぎた時はちょこちょこ出てきます。

なのでそういった銘柄を監視しつつ株価が割安になったら購入します。

配当金の原資は企業の利益であることを忘れずに銘柄選定を行いましょう。

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