こんにちは。七宝です。
まずは私の投資法を具体的に解説したこちらの記事をまだお読みでない方は先に読んでから戻って来て下さい。
お待ちしています。
この記事で解説している通り、
私が株式を追加購入するタイミングは、証券口座内の現金比率が25%を上回ると10%分株式を購入するというものです。
株価が上昇していると現金比率が上がらないので自動的に高値掴みを防いでくれます。
そして株価が安くなると現金比率が上がるので安い時に買える可能性が極めて高くなります。
感情は投資の邪魔をします。
感情に任せた投資をしているとお金を増やすことはできません。
株価が上がると買って、株価が下がると売る。といったように本来やるべき投資とは逆のことをしてしまうことになります。
そして、売らない投資をするにしても、「そろそろ買おうかなー」といったように自分でタイミングを計ることは非常に難しいことです。
※インデックス投資で積立投資をしている人は毎月の定額購入でOKです。私のように自分で個別株を選んで長期投資をする人向けです。
こういったルールを設けることで、買いたい病を抑えて、感情を切り離したタイミングで買い付けができます。
しかし、株価が上昇している時には買わず、下がった時に買う。
そればかりを注力していると、上昇相場が続いている時には一切投資をすることができず、上昇相場に乗り遅れてしまうといった機会損失を被ることになります。
現金比率が上がるのは、株価が下がった時だけではなく口座にお金を入金した時です。
給与や賞与から証券口座にお金を入れた時にも証券口座内現金比率は上がるので、株価が下がらなくても現金比率は上がっていくので買い付けのタイミングはやってきます。
このルールは安く買える可能性が高くなるうえ、機会損失も抑えてくれるようになっているのです。
この買い付けタイミングで運用をスタートして1年がたったので実際どんなタイミングで買い付けているのか見てみます。
1年間で買い付けをおこなったタイミングは4回。
8月16日、1月28日、2月17日、3月16日です。
日経平均株価のチャート上で見てみると矢印を付けている時に買い付けをしたことになります。

毎月一定額を入金、さらに6月と12月にボーナス分で少し大きなお金を入金していることになります。
そのため過去4回の入金で、
株価下落による現金比率UPのウエイトが高かったのは、8月の買い付けと3月の買い付け
ボーナスやその他で入金による現金比率UPのウエイトが高かったのは、1月と2月の買い付け
(1月は12月にもらった賞与の入金によるウエイトが高かった。2月はオーデリック株強制売却による入金)
となります。
チャートを見てもらっても分かるように、8月16日と3月16日の買い付けは前後の最安値付近で購入できています。
しかし1月28日と2月17日の買い付けは安値ではないところで購入しています。
なので、現金比率でルールを決めるのは良い方法ですが、ボーナスなどで大きい金額を入金すると、入金によって現金比率が大きく上がるので、株価に関係なく入金した時が買いのタイミングになってします。
それでは、せっかく自動的に安値で購入できる可能性の高いシステムを作っているのに、入金のタイミングで購入することが増えてしまいます。
1月の入金時に私は入金で現金比率が25%を上回ったので買いのタイミングではないような空気の中、ルールに従って嫌々買いを入れたことは記憶にも新しい話です。
そこで次回のボーナス以降は、ボーナスの入金も一括で入金するのではなく、6ヶ月に分けて入金していきます。
要するに、
毎月給与から入金+ボーナス月にドカンと入金
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
毎月一定の金額を1年間入金
こういったルールに変更していこうと思います。
こうすることで、ボーナス入金のタイミングが買いのタイミングといったことにならず、さらに株価の上下に有利なタイミングで買い付けを行い、取得単価をなるべく下げることができるのではないかと考えます。
また1年後も同じように、日経平均株価のチャートを用いて1年間で私が株を買ったタイミングをお伝えしたいと思います。