こんにちは。七宝です。
私は日頃から株式投資の平均リターンは年利3%~5%であることを伝えています。
年利3%~5%のリターンが安定運用をするにあたってのひとつの基準になると考えています。
✅年利3%を遥かに下回る利息しかつかない銀行預金は、銀行にお金を搾取されていると考えることができる。
✅年利7%や10%を狙う投資はリスクも大きくなる。それを遥かに上回るような投資案件はほぼ詐欺。
詳細はこちらの記事でも解説していますので良かったらお読みください。
しかし私が株式投資の期待リターンを年利3%~5%と言うと未だに、
『損するかもしれないではないか』『株価が下がる可能性は考慮されていない』
とか平気で言ってくる方がいます。
これが日本人が投資をしない、資産を増やせない致命的な考え方なのです。
株式長期投資というのは単年単年で見ると大きくマイナスする年、大きくプラスする年、プラスマイナス0の年、綺麗に5%上がる年。
その年その年によってバラバラです。
なので短期的に見ればもちろん損をする可能性も十分にあるのです。
しかし、「経済の成長や配当金の支払いによって長期的には1年あたり3%~5%のリターンが期待できますよ。」とこういった考え方なのです。
期待リターンが3%~5%の場合、短期的(1年や数年)で見た場合のブレ幅は広くなりますが、運用期間が長くなれば長くなるほど、平均回帰性で1年あたりのリターンは3%~5%に近づいてくるのです。
投資に回すお金は10年以上、できればもっと先まで使う予定のないお金ですよ。
ここ数年で使う予定のあるお金は投資に回すお金ではないから、そういったお金は銀行に置いといて下さいね。
こう言っているのはそういう事なのです。
運用期間が1年とか2年とか短すぎるとマイナスになることも十分にありえるのです。
下の写真は1985年からのS&p500のチャートです。

過去を振り返っても、ITバブル崩壊やリーマンショックといったような様々な暴落に見舞われています。
しかし、もし運が悪く暴落前の高値で買ってしまってその先新たな買い増しをしなかったとしても、15年以上寝かしておくと損はしないということがお分かり頂けると思います。
なので、私の投稿に「損する可能性がある」とか、「株式投資で損をした」となんだこんだ言ってくる人たちは全て、短期志向でしか投資を見れていないのです。
本人たちは長期投資をしているつもりなのだと思いますが頭の中は残念ながら短期投資なのです。
私と同じで長期投資で資産を膨らませていきたい方は是非、頭の中も長期目線にしてドシッと構えて資産を膨らませていってもらいたいものです。