こんにちは。七宝です。
今回は久しぶりに質問への回答記事です。こんな質問を頂きました。
まず何から行えば良いでしょうか?


他にもこのような疑問を持っている人は多いはずなので解説しましょう。
という訳で、今回は20代前半の資産運用などまだなにもやっていない方が、まずどんな風に資産運用をスタートしていけば良いのかを解説します。
今回は私のように時間をかけて堅実に増やしていく資産運用目線でお金を増やしていく観点からお話しますが、中には『20代は自己投資をするべきで、投資するよりも自分の成長のためにお金を使うべきだ。』という方もいます。
それはそれで正しい考え方だと思うので、バランス良く並行して自分と資産の両方を膨らませていくのがいいのではないかと思います。
質問にそのまま一言で答えてしまうとまずやるべきことへの回答は、
『家計・支出の見直し(お金を貯める力をつけること)』と『証券口座を開設すること』になるでしょうか。
投資をまず始めるにあたって、なにがなんでもやらないといけないことは余剰資金を捻出するという事です。
例えば月20万円の給与をもらって生活費で20万円全てなくなっているようでは、余剰資金がないので投資に回すお金はもちろんありません。
これでは投資を始めることはできません。
なので1番始めにするべきことは支出を減らして投資資金を捻出できる体制を作るということです。
投資をするのに何をすればいいか聞いているのに「節約しろ。」ってかっこよくない回答に思えるかもしれませんがとても大切なことです。
無駄な支出がないか家計を見直し、無駄を省いた分を貯金(投資)に回していく。
これがまず始めにやるべきことです。
名著、バビロンの大富豪では収入の10分の1を天引き方式で元からなかったものだと思って貯金に回すことを推奨しています。
もし、実家暮らしなどお金を貯めれる状況なのであれば、10分の1と言わず2分の1でも3分の2でも貯金(投資)に回した方がいいです。
投資をスタートするのは、無駄な支出を削減し、貯める力を身に付けてからになります。
貯める力が身に付いたのならいよいよ投資です。
「お金を貯めて投資をする。」
と決めた時点で証券口座を開設だけでもしておくと早いですね。
証券口座は無料で開設できるのでいち早く開設しておきましょう。
次に投資に回すお金についてです。
2パターンに分かれます。
①生活防衛費を一気に貯めてから溢れる分をどんどん投資に回していく
生活防衛費(生活防衛資金)は生活している上で急に発生する出費に備えておくお金のことです。
家電の買い替え、急なケガや病気、引っ越し、冠婚葬祭などでしょうか。
サラリーマンの場合、保証がいろいろあるので、生活防衛費は生活費の半年分から1年分でいいと思います。
生活防衛費を確保した上で余剰資金を投資に回さないと、お金が必要な時にせっかく積み立てなどの長期投資で膨らましているお金を取り崩さないといけなくなります。
あくまでも投資できるのは、当分使わないことのない余剰資金なのです。
まずはノビノビ投資するために生活防衛費を貯めることがとても大切なことですね。
もちろん生活防衛費が貯まってそこから溢れたお金で投資する場合でも、始めのうちは少額から投資して投資に慣れていくことが重要です。
②今すぐ少額から始める
パターン①ではまずは生活防衛費が貯まるまでは投資をせずに生活防衛費が貯まってから溢れた分で投資することを提案しました。
しかし質問者の様のようなお若い方の場合、家族構成などは存じ上げませんが急な出費がほとんどないから早く投資を始めたい。
そういった場合、生活防衛費を貯めながらも少額から投資をスタートするのが良いのかもしれません。
まずは月5000円や1万円でもいいので、投資信託や個別株を買ってみるのもいいのかもしれません。
投資をしたところで始めはいろいろ失敗するので、少額から投資をスタートすることが本当に大切です。
少額で個別株に投資したいのであれば、1株から個別株が買うことのできるSBIネオモバイル証券がおススメです。
こちらのSBIネオモバイル証券は格安手数料で1株から取引ができますが、
他の証券口座なら100株単位からや1株で買えても手数料負けすることになります。
SBIネオモバイル証券とSBI証券は別物ですのでお気を付けください。
100株単位で取引する場合やインデックス投資をする場合ならSBI証券などの証券口座でいいと思います。
あくまでSBIネオモバイル証券のメリットは「1株から個別株に投資を出来る」ということになります。
お若いので個別株などいろんな投資を経験してみるのも大いにありだと思いますが、
始めからお堅く最適な資産運用で時間をかけて膨らましていくのなら、インデックス投資です。
インデックス投資の説明はこちらの記事をご覧ください。
いろいろ話しましたが私の中でのおすすめを纏めると、

こんな感じでいいのではないでしょうか。
分かりにくかったり質問がありましたら、Twitterで質問頂けたらお答えします。
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