こんにちは。七宝です。
マイホームを購入しようかと検討している方々に届けばと思い、当記事を書きます。
現在は史上まれに見ぬ超低金利時代です。
幾度となく行われてきた金融緩和により、ゼロ金利を通り越してマイナス金利の時代です。
個人預金においても銀行にいくらお金を預けても0.001%と、無利息で物価上昇率にも勝てないのでもはやマイナス金利です。
もちろん債券の利回りも非常に低く、銀行に預けるよりはちょびっと高いくらいでほぼ増えません。
先日、無制限の金融緩和も発表されましたし、しばらくは金利が上がるようなことは考えにくいのが現状です。
こんな時代だからお金はしっかり運用しないと、増えないどころか実質的には目減りしていく一方です。
なので、株式などに投資をすることで自分の資産を守り、お金がお金を稼いで、もらえるべきリターンはもらわないといけないのです。
いつまでも低金利時代に搾取されていてはいけません。
銀行預金の金利は0.001%
株式投資の平均リターンは5%前後です。
(※もちろん1年で5%増えていく訳ではありません。あくまでも長期間運用した場合の1年あたりの平均リターンです。単年ではマイナスリターンになることも十分あり得ますが、15年以上運用するとマイナスリターンになる可能性は限りなく低いです。)
しかし、この低金利も悪いことばかりではありません。
当たり前ですが、貸す方が低金利でしか貸せないということは、借りる方は安く借りることができるということなのです。
もうお分かりだと思いますが、今の低金利時代は借金をうまく使うことが資産拡大を拡大する最も賢いやり方なのです。
過去のツイートでも紹介しています。
住宅ローンの繰り上げ返済を検討している人に伝えたい
住宅ローンは金利1%以下ですよね
株式配当利回りは安定運用でも3%以上
繰り上げ返済するお金があるのなら
繰り上げ返済せずに株式を購入しておくべきです
この話が理解できたあなたは
日本人の中で飛び抜けた
マネーリテラシーの持ち主です
— 株式投資でセミリタイアを目指す七宝 (@ZkVkPGgnzC6lcAB) 2020年1月7日
低金利で借りられる借金は悪ではないのです。
50代60代の私の親世代は高金利時代を生きていたので、
「借金は悪だ。早く返済しなさい。頭金入れなさい。繰上返済しなさい。」
こんなことを言ってきますが、正直固定観念で喋っているだけです。
時代の変化に対応できていない人の話に耳を傾ける必要はありません。
前置きが長くなりましたが本題にいきます。
先日友人達と会った時こんな話をしていました。








これは就職や結婚、出産などがある程度落ち着いてさぁ念願のマイホームを買おうかとしている時や、買った後によくある会話なのではないでしょうか。
これについて私の考えをお話したいと思います。
住宅購入は35年ローンに否定的なインフルエンサーさんも多いですが、私は賛成派です。
こちらの記事でも紹介しましたが、住宅ローン控除は最強の節税になります。
年末の残債の1%が払った所得税から返ってくるので、
「0.5%の金利で住宅ローンを組んでいると、初めの13年間は0.5%もらいながら返済していける」
ということになります。
なので住宅ローンの金利は実質マイナス0.5%なのです。
超低金利に加え住宅ローン控除なので非常におすすめの借金なのです。
しかし、ここで重要なポイントがあります。
低金利だからマイホームがおすすめ、住宅ローン控除があるからマイホームがおすすめ。
こう言いましたが、
これは『選ぶ物件を間違えない事』が大前提になります。
選ぶべき物件と言うのが「リセールバリューの高い物件」です。
物件を買って一定期間が経った後に買った値段と同じ値段で売れたり、落ち幅が少なかったり、あるいは買った値段よりも高く売れる物件がリセールバリューの高い物件になります。
逆に新築物件のように買った瞬間に大きく価値が下落したり、郊外物件のように価値の落ち幅が大きい物件はリセールバリューの低い物件です。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
マイホームを買う時に重要なのは、ローンの期間ではなく「リセールバリューの高い物件を買う」という事なのです。
35年ローンは確かに長いですが、リセールバリューの高い物件を買っておいたら将来もしなにかの理由で売却することになったとしても、売却価格がローンの残債を上回るので心配ありません。
突然の理由だけでなく、住み替えたくなってもローンが後何年残っていようが売却したお金で一括返済できるので期間は関係ありません。
いくら早い段階で返し終わるような期間でローンを組んでいても、リセールバリューの低い物件で売却価格よりもローン残債の方が多い状態になる方が、選択の自由はなくなりますし、苦しい状態に陥るのではないでしょうか。
重要なのはローンが何歳で終わるかよりも、「いつでも残債以上の値段で売れる家を買う」、ということなのではないでしょうか。
ローン完済の年齢ばかりを気にしている人が多いように感じましたのでこちらの記事で解説しました。