こんにちは。七宝です。
私達夫婦は私の口座で日本の個別銘柄を、妻の口座でS&P500に積立投資をしています。
昨今の投資での最適解は、やはりアメリカの優良企業500社にまるっと投資ができるS&P500だと考えているので、私の運用は妻の口座でのリターンに勝てる気はしていません。
しかし私は配当金を自分で再投資したいという思いや、日本が好きなので日本株に投資したい、自分で銘柄を選んで自分の采配で投資をしたいので、日本の個別銘柄に投資をしています。
もちろん今後もこの投資方針は変えることはありませんが、一部をS&P500も組み入れていくということにします。
私の口座でもS&P500を一部組み入れようと思った理由の一つ目は、
以前私はS&P500に全部投資することは国の分散が効いておらず、アメリカへの一極集中になると考えていました。
しかしグローバル化が進んだ現代において、GAFAM(Google・Amazon・Facebook・apple・Microsoft)を始めとしたアメリカ企業は、世界にビジネスを展開しており、もはやアメリカに投資をしたところで全世界に投資をしているのと同じと思いました。
なので、S&P500の比率が少し多くなってもアメリカへの一極集中にはならないと考えました。
二つ目の理由は、日本の個別銘柄を選定していますが、業績不振の株高のため、魅力的な銘柄が少なく銘柄を選定するのが非常に難しい状態です。
もちろんコロナ禍においても利益を出して配当を運び続けてくれる銘柄を選んで投資をしていくのですが、そんな企業はそこまで多くはありません。
アメリカの優良企業もコロナの影響で同じような状態にあるとは思いますが、S&P500の構成銘柄はその時の状況に応じて入れ替わります。
S&P500の構成銘柄を決める人に私の銘柄選定が敵う訳がありません。
そういった二つの理由から私の証券口座でもS&P500の買い付けを再開することにしました。
誤解してほしくないのでもう一回言いますが、日本株への投資をやめる訳ではありません。
引き続き日本株への投資をメインに行いながらS&P500も同時に買っていきます。
具体的に説明すると、私の投資法としてはアセットアロケーションを組んでおり、証券口座内の現金比率が25%を上回ったら買いのタイミングです。
10%分の株式を購入し、現金比率を10%分落とします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
しかし個別銘柄は100株単位でしか購入できないため、10万円前後から中には100万円を上回る資金が必要な銘柄もあります。
そのためちょうど10%分買い付けることはほとんどの場合、不可能なのです。
そこで次回以降導入するルールで個別株をほしい順に買っていき、10%になる手前まで買います。
そして残りの分を全体で10%分になるようにS&P500(eMAXIS Slim S&P500)を購入するというルールにします。
これで毎回の購入の度に日本株を買った上で余りをS&P500に投資するという事になります。
証券口座内のアセットアロケーションやポートフォリオで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。