こんにちは。七宝です。
投資をしないことの方がリスクである3つの理由をご紹介します。
インフレ
前回の記事では、各国無制限の金融緩和でお金を刷りまくり、溢れたお金が株式市場に流れ込んでいるので、株価が高くなっている可能性がある。
こういった話をしました。
そのため今の水準で買っておけばインフレにより株価も配当金の金額も上がっていった時に、今のお金の価値で買っていた株式は配当金に関しても購入単価から見た配当利回りはとても高くなるのではないか。
そういったお話をしました。
歴史を振り返ってみてもインフレはどんどん進んでいます。
物価はどんどん上昇しています。
同じ金額でもお金の価値というのはどんどん下がっていっているし、今後においてもそれは続いていくのです。
インフレについてはこちらの記事で詳しく解説していますのでお読みください。
では、私の想定通りインフレによりお金の価値が下がっていった場合、損をするのは誰なのでしょうか。
株式を持っている人はインフレに合わせて株価や配当金が上がっていきますので、損をすることはありません。
そうなのです。
損をするのはやはり投資をしていない人なのです。
資産を全て銀行預金やタンス貯金にしている人です。
金融緩和でお金を刷りまくりお金の総量が増えていくと、同じ金額でもお金の価値は下がっていきます。
そうするとインフレに弱い現金や預金は価値がどんどん目減りしていくのです。
「投資は危ない。預金は安全」なんて考え方はお門違いもいいところなのです。
投資は元本保証ではありません。
短期的には元本割れする可能性も十分にありますが、長期的には高い確率でリターンを生み出します。
投資が危ないと思うのは、「短期的に損をする可能性があるから」ただそれだけなのです。
だから私は長期投資を推奨しています。
もちろん少し勉強することは必要で、どんな商品でもいいから投資をしていればそれでいいという事ではありません。
正しい投資をするのであれば、短期的に目減りすることはあれど長期的には資産は大きく大きく膨らんでいきます。
それに日銀はコロナショックの時に毎年6兆円買っているETFを倍プッシュの12兆に増やして株価の下支えをしました。
これは庶民に10万円を配るよりも遥かに早く、資本家である株主を助けたと考えることもできます。
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これも度々ご紹介していますが、企業の利益は労働者ではなく資本家側に還元されます。
労働者に支払う給与は企業からしたらできるだけ抑えたい経費です。
労働者側から資本家側に移動しないといつまでも豊かになることはできないのです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
収入の柱
投資をしないという事。
それは収入の柱が労働収入1本になってしまうことです。
先程説明したように、労働者のままではいつまでも豊かにはなれません。
それに今後、終身雇用の崩壊や年金制度の崩壊によってさらに労働だけでは生きていけなくなっていきます。
今まではひとつの会社で働き続けると年功序列で給与は上がっていき、老後は年金で生活する。
これが常識だったらもしれませんが、それはもう過去の話。
私達が同じように働いていたら45歳でいきなりリストラ。
年金は75歳までもらえない。もらえても少額。こんなことになっていくのです。

そうなってしまえばもう死ぬまで働かないと生きていけなくなるのです。
本当ですよ。
今20代30代の人は労働だけしていたら死ぬまで働くことになります。
AIやロボットの普及で人間が働かなく良い時代がきて、人間はベーシックインカムで生活する。
そんな時代が早くきたらいいですがね、、、
なので若いうちに株式を購入して、自分が働かなくても配当金が月に3万円でも5万円でも入ってくる状態が作れたのなら、生活も気持ちもかなり楽になるのではないでしょうか。
時代は確実に貯蓄から投資へです。
投資をしないことは本当に将来のリスクが高いことです。
少なくとも私はそんなにリスクが高い生き方をしようとは思わないので投資をしています。