こんにちは。七宝です。
突然ですがサラリーマンの子持ちの男性の方に質問です。
あなたは育児休業を取得しましたか?
おそらくほとんどの人が取得していないのではないでしょうか。
それもそのはずで男性の育休取得率はなんと6%~7%です。
少しずつ増えてますが、所詮5%、6%台であったのが7%台になったとかそのレベルです。
そしてその取得した人の中でも5日未満が57%を占めます。
現状は育児休業を取得していない男性がほとんどという事になります。
なぜなのでしょうか。
みなさん我が子や妻より会社が大切なのでしょうか・・・
この記事で私がなにを言いたのかというと、
『労働者の権利なのだから遠慮せずにもっと取ろうよ!』
ということです。
育児休業を所得している間の期間は子供が1歳になるまで育児休業給付金がもらえます。
(生後半年まで直近給与の3分の2、以降2分の1)
保育所に入所できないといった理由がある場合は1歳半まで給付を延長することもできます。
給付金がもらえるのは1年半までですが、育児休業自体はもう少しとることも可能です(会社によって違います)
(※私は専門家ではないので改めて調べて下さいね)
私は取らない理由はないと思っています。
例えで育児休業の話をしましたが、サラリーマンの方々は最強の保険である社会保険に入っています。
今回お話した以外にも給付のある制度がたくさんあります。
✅育児休業(給与の3分の2~2分の1、最大1年6ヶ月)
✅介護休暇(支給は会社による、最大5日間)
✅介護休業(給与の3分の2、介護が必要な方1人につき93日、分割も3回まで可能)
✅傷病手当金(給与の3分の2、最大1年6ヶ月)
✅障害年金(厚生年金加入者は3級もあり、支払額に応じて支給)
などなど、私達が必要とする時に助けになる制度がたくさんあるのです。
私達は上記の制度を必要な時に遠慮なく取得していいのです。
なぜならそんな時のために日々社会保険料を納めているからです。
給与明細を見て下さい。
かなり多くの金額を社会保険料として引かれているはずです。
社会保険の中の健康保険・厚生年金・介護保険は労使折半のため、実際には給与明細に書いているほぼ倍額を納めていることになります。
これだけ社会保険料を納めて、必要な時に使わないなんて本当におかしなことです。
しかし、中には
「会社が人手不足だから休み取りにくいよ」
「そんなん取ったら出世コースから外されてしまうよ」
とかそんなことを考えて取得しにくい人がたくさんいるのではないでしょうか。
しかし会社の人手不足は会社の責任です。
私達労働者が労働者の権利を捨ててまで会社に尽くす必要なんてないのです。
人手不足を考えなくてはいけないのは会社側です。
私達労働者が尻拭いをしてしまうから環境は一向によくならないのです。
労働者の権利を捨てて会社の人手不足を補わないといけないのなら、余剰利益は株主でなく労働者にも還元しないとおかしいのです。
あくまでも私達労働者と会社は労働者が時間と労力を提供した対価として給与を頂くだけの関係。
それ以上でも以下でもないのです。
また、制度を使って休暇を取ったからといって出世コースから外れるような時代遅れの会社は、10年後にはもう潰れているでしょうね。
そんな会社で出世しても先はありません。
それなら私のように出世なんて目指さずに、副業や投資に力を入れていた方がよっぽど未来は明るいでしょう。
私の会社も休まず働く人が出世するような会社です。
頑張って出世した人と私、10年後どちらの未来が明るいか楽しみで仕方ありません。
今回お話したように、使える制度は遠慮なく使うべきだと思います。
この記事を読むまで制度のことを全く知らなかった人もいると思います。
そんな制度があると知っておくだけで、選択肢が広がると思いますので是非頭の片隅に置いておいて下さいね。