こんにちは。七宝です。
6月に届いたJR九州の株主優待券を使ってさっそく九州に行ってきました!
JR九州の株主優待は500株までは100株毎に1枚もらえます。
私は200株保有なので2枚。妻と2人分でちょうどいいですね。
割引率で言うと片道分の運賃(乗車券)と料金(特急券)が全て半額です。
なかなかお得です。
JR各社でこの優待が受けられるのはJR九州とJR西日本です。
JR東日本とJR東海は割引率が劣ります。
九州で片道、例えば博多から鹿児島に行く場合、普通に往復すると片道分は割引になりません。
しかし、往路と復路の経路を変えて一筆書きにすることで片道にすることができるのです。
もちろん途中下車も戻らなければ自由です。
詳しくはこちらの過去記事で紹介しています。
私が住んでいるのは関西、九州内が株主優待で安くなっても九州までの移動にお金がかかります。
そこで私が九州までのアクセスで私がいつも使っているお得なきっぷをひとつご紹介します。
関西在住の方必見のきっぷです。
関西(大阪近辺)在住者や山陽新幹線沿線から九州地方にお出かけの時に使えると思います。
それは日本旅行が出している『バリ得こだま、バリ得ひかり』です。
こだまと一部のひかりに限定はされますが、新大阪~博多7600円で行くことができます。
新大阪~小倉7000円、新神戸~小倉は6800円、新神戸~博多は7400円です。
+500円でグリーン車に変更もできます。
このきっぷはもともとこだま限定で発売されたので、小倉や博多に行こうとするとなかなか時間がかかりましたが、今は朝晩のひかりにも乗れるので大変使いやすくなりました。
私が乗った新大阪7:35発ひかり531号はのぞみと比べて姫路・福山・新下関の3つの駅に余分に停車するだけです。
のぞみもどれかひとつには停車するので実質のぞみより2つ多めに止まるだけです。
『さくら・みずほ・のぞみ』どれにも抜かれることなく、博多まで逃げ切るのでバリ得ひかりを使う際のおすすめ列車です。
小倉には9:54、博多には10:11に到着します。
私達は門司港に行くので小倉で下車します。

門司港に向かいます

門司港散策です。鉄道博物館、焼きカレー、門司港駅スターバックスを堪能。
ちなみに妻は門司港が観光地で1番好きだそうです。
鉄道博物館でゆふいんの森運転しました。

小倉まで戻り、九州片道きっぷスタートです!!
小倉からは区間快速で博多に向かいます。
博多ではもちろんコチラ!!

もつなべを食します。
ホテル代にプラスでひとり200円の宿泊税を払ってチェックイン。

2日目は博多駅で腹ごしらえしてから次の目的地に向かいます。
博多駅で牛タンととろろご飯です。
こちらなんとJR九州のグループ優待券を使ったので無料です。

博多からはゆふいんの森で由布院に向かいます。

もちろん先頭車の展望席を取りました。絶景です。

リゾートエクスプレスゆふいんの森号にはビュッフェやラウンジなどもついています。

コーヒーとお菓子でのんびり。

九州の観光列車はこのようにアテンダントのサービスも行き届いています。

由布院に到着です。
由布院は一泊二日でのんびりしました。

3日目はゆふで別府に向かいます。

大分~別府は一筆書きから外れるため別にきっぷが必要です。
別府では地獄巡りと名物とり天を食しました。

その日のうちに別府からソニックとにちりんを乗り継ぎ宮崎に向かいます。
株主優待券はグリーン券も半額になるので乗車時間の長いにちりんはグリーン車にしました。

宮崎ではもちろん地鶏を食します。とても美味しいですね。

4日目はきりしまで隼人に向かい、はやとの風といさぶろうしんぺいに乗り肥薩線の旅で熊本に向かうつもりでしたがここでハプニングが発生します。
鹿児島地区大雨できりしま号が都城で運転打ち切りになります。
救済措置として鹿児島中央への代行バスは出してくれるみたいですが、鹿児島に行ったところで肥薩線のはやとの風も運休の可能性が高いため、都城でこの先に進むことをやめました。
この場合、列車の運転を取りやめたことによる旅行の中止なので、乗車券と当日・翌日以降の特急券は全額返ってきます。
乗車券は目的地までお客様を運べなかった場合、全額返さないといけなくなっています。
そして無料で出発駅まで戻ることも可能です。
都城駅の駅員さんの計らいで、出発地である北九州の小倉まで日豊本線で戻れることになりました。
小倉からは予定通りひかり号で新大阪に帰ります。
肥薩線を結構楽しみにしていたので残念ですが、株主優待券は毎年もらえます。
来年にリベンジしたいと思います。
そんなこんなで今回の旅行は終わりました。
現在は株主優待券を使わずともJR九州、JR東日本、JR北海道で激安きっぷを販売しています。
GOTOキャンペーンもありますので、旅行に行くなら今がチャンスかもしれないですね。