過去の私の失敗①貯蓄型生命保険



こんにちは、七宝です。

時を4年ほど遡ると、私はお金の知識0のサラリーマンでした。

しかし結婚して貯金を始めていたので、貯金額としては少しありました。

それから投資というものに出会い、2年かけて今の投資法に行きつき、さらに2年近くを今の投資法で運用しています。




今の投資法でやっていこうと決める2年前まで、たくさんの失敗をしました。

しかしどれも全財産をぶち込むといった無謀なことをしていなかったのが幸いして致命傷にはならず、

結果的にとても良い勉強代として失敗を経験することができています。

失敗をせずにいきなり成功してしまうよりも、いろんなことを試して小さく失敗する方が知識や経験になるので良かったと思っています。

そこで、私が失敗してきたことをこの記事で紹介することで、みなさんには疑似失敗をして頂き、失敗の原因も分かって頂くことで、遠回りせずに正しい投資に出会えるのではないかと思い、この記事を書かせて頂きます。

 

今回はシリーズの初回としまして、貯蓄型生命保険についてお話をします。

約4年前です。

おそらく貯金は500万円ほどの時だったと思います。

結婚もしたし生命保険に加入しよう、まだ子供はいないけど若いうちに入った方が安いはずだ。

そう思って保険を調べると『貯蓄型生命保険』に出会いました。

と言うより、出会わされるようになっています。

無知なサラリーマンからしたら衝撃的ですよね。

10年間解約しなかった元本割れはないし、さらにお金が増えていくのですから。

そしてさらに万が一の時の保証も付いてるんですよ。

掛け捨ての生命保険はその名の通り掛け捨てです。

掛けたお金は返ってきません。

掛け捨ての生命保険を選ぶ余地なんてありませんでした。




そして本来は10年くらいかけて月々積み立てていくのですが、私達の手元にはお金があったので、一気に払い込みました。

金額は200万円です。

一括で入れると少しだけ割引もありました。

ただし、一括で入れても保険会社が実際にお金を入れていくのは10年かけてとの事でした。

今思えば保険会社が損しないために時間の分散をしているのです。

 

どうせ10年間使わないのであれば、全財産の500万円を入れるプランにしようとも考えましたが、200万円に留めました。

(今となっては留めといて本当に良かった)

その後、私は投資についていろいろ勉強していき、この保険商品がとんでもなく効率の悪い商品と言う事に気が付くのです。

投資を知らないと言うことは、お金がお金を稼ぐ事を知らないと言うことです。

日本はもう長い間、銀行預金の金利はほぼ0です。

お金を預けているだけでお金が増えるなんて今の若い世代は知らないのです。

そうなると、例えば10万円保険に入って15年後に10万5000円にでもなっていたら、それは得をした。

そんな考えになってしまう訳です。

 

しかし投資を知ると、お金がお金を稼ぐと言うことが分かります。

そして時間をかけてお金は膨らんでいく、年リターンはどれだけ見込める。

そんな相場観が分かった瞬間、この保険商品がとんでもなく効率の悪い商品であることに気付くことができるのです。

なのでもし、「一生投資などせず、自分のお金を現預金に預けることしかしない。」

そんな方はこの保険に入って20年くらい寝かしたら少しは増えるのでそれでいいのかもしれません。




正しい投資をすれば、長期的に年5%前後のリターンでお金は増えています。

マイナスリターンだったり5%以上プラスだったりする年がありながら長期的に運用するほど、年あたりのリターンは5%前後に近付いていきます。

貯蓄型生命保険は10年間のうちに解約したら元本割れになります。

10年寝かせて元本になります。

10年寝かせて元本と言う事は、大切な資金を10年間ロックさせて機会損失を被っていると考えることができます。

ちなみに年利回り5%で投資をした場合、10年後には325万円になっている計算になります。

超安定運用で3%で見積もっても10年後には268万円になっています。

いくら10年後に元本が保証されていても機会損失という観点から損をしているのです。

 

そして問題なのは10年後以降も増えないと言う事です。

10年耐えたらその後はどんどん増えていくのかというと、全くそんなことはありません。

加入時に渡される資料を見てみると最低年3%増えていきます。

そう書かれていますが、実際に返戻金を計算してみると1%ずつくらいしか増えていません。

実際に加入している方、今すぐ見てみて下さい!!驚きますよ!!

私達投資家の考える年3%とは計算の仕方が違うみたいです(笑)

どんな計算をしたらそんな数字になるのかよく分からないですが、その3%の利益からも手数料をガッポリ抜いているのだと思います。

 

そしてさらにドル建ての場合、為替の返還をするのに往復1円の手数料を取られます。

往復1円は1ドル100円と考えて1%です。

1%しか増えていかないのに、1%手数料取られたら(往復1円なので円に戻す時は0.5円ですが、ドルに替える時も0.5円払い済み)

残りは0%です(笑)

ふざけるな!!!!!!!!!!

と思いますよね。

年リターンはすこーしずつは上がっていくようなので、30年40年寝かしたらいくらかは増えているかもしれません。

しかし本来寝かせば寝かすほど複利で大きく私達のお金が増えていくのに、その大半が保険会社の収益になってしまっているのです。

早く解約をしたら損をする仕組みにしておいて、長期的に搾取していくのですから本当に賢いです。

 

「万が一の時の保険が付いているではないか。」

そうおっしゃる方もいると思います。

しかし貯蓄型保険の死亡保障って本当に中途半端な金額しかもらえないのです。

私が入っていたのは死亡時の保証が500万円でした。

死亡時の保証としては大したことないですよね。

それなら掛け捨ての生命保険に入っていればいいのです。

月々の支払いは安く、保証ももっと手厚いです。

そして保険会社が儲からないのが掛け捨ての生命保険です。

貯蓄型の生命保険は実質的には、「ぼったくり手数料の投資信託」と「掛け捨ての生命保険」を組み合わせたものです。

投資信託の手数料がぼったくりなので私達のお金は全く増えません。

それなら掛け捨ての生命保険と優良な投資信託で運用すればいいのです。

 

保険自体が悪いものと言う訳ではありません。

しかし保険の使い方を間違えてはいけません。

起こる可能性は低いけど、起きたら生活が立ち行かなくなる状態になることに備えて入っておくものが保険です。

保険はそんな時に備えるものであって、お金を増やそうとするものではありません。

万一に備えた保険は素晴らしいシステムなのに、お金を増やす目的になってしまうと保険は非常に悪いものに姿を変えます。

保険会社もたちが悪く、そうした方が儲かるのでそっちを勧めます。

保険会社の一等地に建っている立派なビル、さぞかし儲かっているのでしょうね。

その原資はどこから来ているのでしょうね。

・・・もちろん私達が支払った掛け金です。

 

ちなみに私は加入後に後悔して、30万円の元本割れでしたがすぐさま解約しました。

30万円を惜しむと機会損失を含めてもっと大きく損することになるからです。

すでに保険に入ってしまったけどどうしよう・・・と聞く人いますが、残念ながら入ってしまった時点でもう損をしています。

損をした後に損をしたくないと言ってもどうもできません。

なので今から損しないようにするのはもう不可能なのです。

さっさと損切りをして優良な投資商品に付け替えないと損失は膨らむばかりです。

加入して8年や9年経っていて、あと1~2年で元本になるようような場合はその時まで待ってから解約でもいいかもしれません。

解約のタイミングはそれぞれですが、もう損をした後であることを理解して損切りするしかありません。

 

これが現代の大きな罠である貯蓄型保険の真実です。

そんな事を知らずに今日もまた新たに貯蓄型生命保険に加入している人がたくさんいます。

周りの大切な方に是非この記事を読ませてあげて下さい。

そして私がもうひとつ救われたのが全財産である500万円のプランにしなかったこと。

あの時どうせ10年使わないならと、500万円投入していたなら損失はもっと大きくなっていました。

この商品は良い。

そう思っても全力投球をしないと言う事も本当に大切な事なので覚えておいて下さい。

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