こんにちは、七宝です。
今年も残すところあと10日となりました。
2020年はコロナ一色の年となってしまいましたが、来年以降はどうなるのか。
コロナの収束、経済の回復に期待したいものですし、私はそうなっていくと信じて自分の投資を続けます。
2021年を迎えるにあたって、私の運用ルールの微調整を入れようと思います。
もちろん、投資方針の大枠、運用方法には何も変更はありません。
いきなりデイトレーダーになるとかではないのでご安心ください。
あくまでも微調整です。
2020年の運用をまだご存知ない方はまずこちらの記事をご覧ください。
今回変更する点は2つあります。
まずは株式購入のタイミングで個別株を購入した残りの端数を今までなら、アメリカのインデックス指数であるS&P500に連動した、
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
を購入していたのですが、
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」
に変更します。
どちらもインデックス投信なので手数料は割安で0.1%ほどです。
この変更理由は私の口座では日本の個別株をメイン、妻の口座でS&P500を積立投資しています。
そのため日本とアメリカには十分投資しているのですが、中国やその他先進国、新興国は全くカバーしていない状態となっていました。
全世界株式に投資をしたところで多くはアメリカに投資することになるので、大きな変化はありませんが、分散の一角として全世界株式(除く日本)に変更しました。
私の口座で日本株は個別株で十分に持っているので「除く日本」にしています。
S&P500がダメになった訳でもありません。
妻の積立投資でS&P500に投資をしているからそれで十分と判断したからです。
今後、私達世帯の投資先は《日本の個別株》、《S&P500》、《全世界株式(除く日本)》の3本立てとなります。
すでに私の口座で保有しているS&P500連動の投資信託については売却はしません。
新規買付分より全世界株式(除く日本)をしていきます。
《日本の個別株》、《S&P500》、《全世界株式(除く日本)》の3本立てになった訳ですが、投資比率の変更はございません。
引き続き、日本株メインでの運用です。
イメージとしては、日本の個別株8割、S&P5001割、全世界株式(除く日本)1割、この程度の比率での買い付けになると思います。
2点目の変更点は日本の個別株のポートフォリオの中身です。
これは私の趣味も入っていますが鉄道株を今後どうするかです。
私は鉄道オタクのため、鉄道株を持ちたいという気持ちと、
鉄道会社は鉄道業以外にも不動産やエキナカ施設の運営など多岐に渡る経営をしているので、
非常に底堅い安定業種で配当利回りは低いものの、ポートフォリオを安定させる意味合いで多く組み込んでいました。
しかしご存知の通りコロナショックで非常に大きなダメージを受けています。
収益が悪化しているため、高PER化や赤字化、配当利回りにおいても非常に低い状態です。
私のスクリーニングでは確実に鉄道会社は引っかかってきません。
だからと言って鉄道会社を一切購入しないのか、そう考えるのは非常に微妙なのではないかと考えています。
今後経済が戻るのであれば今は安値で購入するチャンスですし、鉄道業種をひとくくりにしてしまわなくても、鉄道会社の中でも将来に期待できる会社もあります。
ですが鉄道株に全力投球する訳ではもちろんありません。
だからといってどういうペースでどれくらい鉄道株を買えばいいのか、それは非常に悩ましい事になります。
そこで私のお得意となったポートフォリオ内の比率で組み入れ比率を決めてしまう事にしました。
日本の個別銘柄の保有額を100%として、うち10%強を鉄道株にします。
株式買い付けのタイミングで鉄道株の比率が10%を切っていたらどこかの鉄道株を100株購入する。
そんなイメージで考えています。
バリュー株、高配当株投資の趣旨とずれていますし、それをする事でポートフォリオ全体の配当利回りを少し下げてしまう事になります。
それは鉄道オタクの私のアレンジという事でお許しください。
それにコロナ前はおそらく20%以上の鉄道株を持っていたはずなので、今回の変更はむしろ鉄道株の比率を落とした変更と考える事もできます。
鉄道株がもしさらに沈んだとしてもポートフォリオの10%程度ですし、鉄道株全体を買うのではなく、鉄道株の中でも優良な銘柄を選びます。
以上が2021年に向けた変更です。
2021年1月の記事で「改訂版 七宝の投資法」記事を更新します。