こんにちは、七宝です。
サラリーマン(雇用者)は実に日本人の89%を占めます。
今回はそんなサラリーマンのメリット・デメリットを紹介します。
サラリーマンのメリット
安定している
これがなんと言ってもサラリーマンの強みです。
個人事業主やトレーダーなどは月々の収入が不安定。
一方サラリーマンの場合、もちろん昇給や減給もありますが、先月の給与は50万円だったけど今月は10万円だった。
そんな事はまずないでしょう。
そんなに贅沢はできなくても月20万円~30万円が確実に入ってくる。
そんな安定はメリットと言えるでしょう。
福利厚生が充実
会社によりますがサラリーマンには福利厚生があります。
会社によっては住宅手当や家族手当、旅行・宿泊などの補助など様々な福利厚生が用意されている場合があるので嬉しいですね。
またサラリーマンが加入する社会保険は労使折半で会社が半分負担してくれています。
万が一の病気やケガの時の傷病手当金や介護休業、育児休業などのセーフティーネットも充実しています。
思考停止でもいい
サラリーマンは会社に雇われています。
会社の指示に従って与えられた仕事をこなすのが仕事です。
言い方を変えれば、何も考えなくても与えられた仕事をやっていればいいという事になります。
思考停止していても働いた分の給与は確実にもらえます。
社会的信用が高い
サラリーマンは安定しています。
故に銀行などからローンを組んでも返せる可能性が高いと思われています。
働いている会社、年収、勤続年数にもよりますが、一般的にサラリーマンの方が信用は高くなります。
しかし自分に信用があるというよりは働いている会社の信用というところが多いのでご注意ください。
サラリーマンのデメリット
給与の上限がある
安定した給与をもらえる一方、昇給は限定的です。
いくら頑張っても、いくら会社の業績が良くても、とんでもない金額をもらえる事はまずありません。
給与が高いとされている業種でも、
パイロットで平均年収2000万円ほど、医師や大学教授で平均年収は1000万円強です。
税金取られ放題
サラリーマンは源泉徴収という強制天引きシステムで強制的に税金が徴収されます。
逃げようがありません。
経費も使う事ができません。
そして累進課税という計算方法で税金の計算をされますので、給与が高ければ高いほど所得税率が上がっていくのです。
時間を奪われる
サラリーマンは働いた時間に対する給与の計算です。
いくら効率よく仕事をこなして8時間分の仕事を6時間で終わらせたとしても、2時間早く帰ったら2時間の早退になり、基本給から減額されるでしょう。
少なくとも月に168時間や176時間といった時間を会社に捧げないと給与をもらう事はできません。
よって時間は確実に奪われ続けます。
お金持ちになれない
上記とかぶりますが、サラリーマンだけでお金持ちになるのは不可能です。
生活できるお金はもらえますが、お金持ちになれるほどの給与をもらう事はほぼ不可能です。
高い給与をもらったとしても多くを税金で持っていかれます。
そして時間も奪われ続けます。
よってサラリーマンでだけでお金持ちになるのはかなりハードルが高い事になるのです。
以上がサラリーマンのメリットとデメリットです。
私は一概にサラリーマンが悪いと言っている訳ではなく、上記で書いているように非常に良いメリットもあります。
しかしただサラリーマンをしているだけではお金持ちなんてなれないですし、セミリタイアも難しいでしょう。
サラリーマンは時間を奪われ続ける事から、時間の自由を手に入れる事も難しいでしょう。
いつまでもお金のために時間を使って働き続けないといけない事になります。
サラリーマンで安定している状態を続けながらも投資や副業にチャレンジして、いつかはサラリーマンの枠から外れてお金持ちや小金持ち、時間持ちになれるように行動しておいて損はないと思います。