こんにちは、七宝です。
私の働く会社は長時間労働、サービス残業が萬延しています。
しかしながら年収はそこそこもらえます。
ブラック企業の定義が長時間労働、サービス残業、サービス出勤に加え、低賃金も必須ならブラック企業ではないでしょう。
それなら基本給や賞与を低く設定しておいて残業手当を全て付けれるようにしておいたらよかったのに。
そんな事を思いますが36協定の兼ね合いもありできないのでしょう。
それに年収はそれなりに渡しますが、長時間労働です。
そんな事を公にしても新入社員は入ってこないでしょう。
私が転職をしないのはこのためです。
この環境下の中で逆にうまくホワイトに働く事ができると非常においしい環境です。
もちろん仕事をさぼるのではなく、効率的にエッセンシャルにこなして早く帰るというものです。
ただ、朝から晩まで働くのが偉いという根本を持った会社なのでそれで良い評価がもらえたり出世する事はありません。
無駄な仕事ばかり要求してくる会社で無駄を省くという事は上司の指示に従わないという事になります。
与えられる無駄な作業を真面目に全てこなすと朝から晩まで労働になります。
職場にOさんという先輩がいます。
Oさんはブラックに働いています。
1月に100時間サービス残業してるわー。とドヤ顔で言ってくるような人です。
休日も返上で働いています。
そんな働き方を会社に買われてOさんは出世しています。
年収は800万円くらいでしょうか。
そしてOさんは夫婦共働きで世帯年収は1300万円ほどあります。
そんなOさんとこんな会話をしました。


それに子供作らないから老後もお金かかるし、お墓にも結構お金かかるんだよー

お墓の話は詳しく覚えてないですが、親族がいない場合こんな供養の仕方をしてもらったりしないといけないからお金がかかる的な話でした。
そうです。
Oさんは老後や死んだ後のために若くて元気な「いま」を捨てているのです。
一体何のために生まれてきたのか分かりませんね。
そんな人生は絶対嫌です。
それに自分は良くても、その後転勤などによってOさんのポジションにきた人にとってはいい迷惑です。
本当に仕事ができる人は自分で全ての作業をやりません。
むしろ仕事を振って自分の手は開けておくという事をします。
そして労働だけで資産を増やした先に何があるのかを考えてみます。
仮に目指すべきところを資産1億円だったとしましょう。
いつもの私なら投資をする事によって1億円到達が早くなる。
こんなスタンスでお話をしますが、年間300万円以上貯めているのなら投資しなくても30年後くらいには1億円貯める事ができます。
投資をする事で掛け算で資産を増やしていく事ができますが、年収が高い人の場合確かに足し算で1億円貯める事も不可能ではありません。
では1億円貯めた後、使うフェーズに入った時にどちらが幸せでしょうか。
投資を絡めて資産1億円を築いた人はお金がお金を稼ぐ資本主義のルールを知っています。
投資を絡めて掛け算で資産1億円を築いた人なので年齢もまだ若い可能性が高いでしょう。
一方投資を知らずに労働だけで資産1億円を貯めた人はお金がお金を稼ぐ事を知りません。
足し算で資産1億円を貯めたので高齢の可能性が高いです。
投資を知っている人は1億円が生むお金(配当利回り3%で年間300万円)を使って資産1億円を減らさずにお金を使う事ができます。
一方、投資を知らない人は1億円の中からお金を使っていく事しかしりません。
頑張って貯めたお金が使えば使う分だけ減っていくのです。
1億円あっても500万円使えば9500万円になります。
もう500万円使えば9000万円になります。
うまく使えば寿命まで生きる事ができるでしょうが、やはり減っていくのがストレスで減らしたくないという感情も出てきてしまうでしょう。
結果的に今の多くの高齢者のように貯めるだけ貯めこんで使わずにこの世を去る事になるでしょう。
望み通り超高級なお墓に入る事ができたのならそれが本望なのかもしれませんが・・・
労働のみで資産を大きくできないとは言っていません。
世の中お金が全てだとも言っていません。
各々自分の好きな生き方があるので、自由にしたらいいと思います。
しかし私個人的な考えとしては、人生トータルで考えた場合、やはり投資をした方が幸せな生き方ができるのではないかと思っています。