こんにちは、七宝です。
前から言っていますが、日本の学校教育ではお金の事は一切教えてくれません。
親にも正しいお金の知識がないので親から教わる事もできません。
よってせっかく時間を切り売って労働しても、お金は貯まらずすぐに消えていってしまうのです。
最近私は働いている会社でいろんな部署を回っているのですが、一緒に働く人達の話を聞いているとそれを痛感します。
私より年収の高い人とお話する機会も多いですが、みんながみんな社会の罠に引っかかりまくっているのです。
これならほっておいても、彼らと私の資産や将来の豊かさに差が付いていくと安心できるレベルです。
そして年収がそこそこあっても、誰も豊かになれずにずっと必死に働き続けている理由も身に染みて分かります。
私の回りで資産形成目線で失敗していると感じる大きな種類としては、
✅新築購入
✅新車購入
✅掛けすぎの保険
✅垂れ流しの通信費
✅取られ放題の税金・社会保険料
です。
私の会社で働く高年収サラリーマンはかなり多くの人がパーフェクトを取っていると思います。
これでは資産形成などできません。
上記の中でも今回は新車購入についてお話をしたいと思います。
もちろん、
「車が好きだから浪費として車にお金をかけるんだ!」
「自分の事業で車が必要で経費として使っている」
「リセールバリューも考えて車を選んでいる」
そんな考えの方は除きます。
最近新車のヴェルファイアを600万円で買ったという話を聞きました。
全額ローンだとの事。
金利や年数は聞いてないですが仮に金利3%、10年のローンだとして計算してみました。

600万円のローンなのに総支払額は6,952,320円です。
なんと100万円近くの金利を支払う事になるのです。
それに新車は買った瞬間に中古になります。
600万円で買ってすぐに売っても、500万円くらいでしか売却できないのではないでしょうか。
600万円の株式を買って次の日に株価急落で500万円になると騒ぐのに、なぜ車は平気なのでしょう。
そしてこの手の方は10年後、またローンを組んで次の車を買います。
10年乗った車の価値はほぼないと考え、40年それを続けると金利の支払いだけで400万円支払っているという事になります。
何も価値を生み出していない金利の支払いだけでですよ。
もちろん他にも車両費、駐車場代、税金、保険、車検代、修繕費、ガソリン代、などなど壮大な維持費がかかります。
車は金食い虫、というのはドンピシャな表現だという事が分かります。
私は、必要最低限の車を保有しています。
必要以上に良い車や、車=新車、そんな考えで車を買っている人はいつまでも負債を買い続ける貧乏父さんです。
金持ち父さんは負債ではなく資産を買います。
仮に600万円のヴェルファイアを買わずに、600万円の年利5%が見込める株式を10年毎に買っていたら、
40年後どれだけの差が付くでしょうか。

なんと9,644万円の資産になっています。
これが金持ち父さんと貧乏父さんの差になる訳です。
もちろん車が必要な場合もあると思います。
そんな時も中古車を選んだり、金利の支払いがあるローンを組まずに持っているお金で買える車にするなど方法はあります。
私も車は好きです。
ヴェルファイアのような良い車に乗りたくない訳でもありません。
しかし今良い車を買ってしまうと、資産形成の足枷になるのでセミリタイアからは遠のき、一生労働になってしまいます。
10年我慢して資産形成が完了するまでは中古の軽で我慢する。
その後、自分の労働で稼いだお金ではなく配当金など資産からの収入で良い車を買う計画です。
賢く資産形成して豊かな未来を手に入れましょう。