こんにちは、七宝です。
当ブログを読んでくれている方の多くは私のTwitterアカウントをフォローしてくれていると思います。
Twitterの文字制限は140文字です。
私は行間を1行ずつ空けます。
空白の1行は1文字にカウントされるので、130字くらいで思いを伝えなくてはなりません。
スレッドにしてツラツラと書き続ける事もできますが、私はなるべく文字数で終わらせるようにツイートをしています。
そうなるとどうしても言葉足らずになってしまい、一見矛盾しているように見えるツイートも出てきてしまいます。
例えば、
「今は株高だから株式をあまり買わない方がいい」
そんな内容のツイートと
「どこまで上がるかなんて分からないから買うべきだ」
そんな内容のツイート、両方のツイートを私はする時があります。
一見すると矛盾しているように見えますが、これはどっちのツイートも正解です。
私が優柔不断な訳でもありません。
どちらも自信を持って発信しているツイートです。
最初のツイートについては、
株価上昇で儲けているのは株価が安い時に投資をしていた人で、株が上がっているからと食いついたら高値掴みになってしまう可能性が高いです。
本来株式は安い時に買わないといけないのに、市場が盛り上がっている時に食いついて感情で取引をしていたら高い時にばかり買ってしまう事になります。
それに暴落はいつくるか分かりません。
全力で投資していると、いざ暴落がきた時にせっかくの安値で次の株式を仕込む事ができませんし、すでに保有していた株式の含み損に長い間耐えなくてはならなくなってしまいます。
一方、後者のツイートは、
株式市場を長期的に見れば右から上がり、今が高値だからと買う事を止めてしまったら、資産形成は進まない。
暴落はいつくるか分からない。
いつくるか分からないという事は当分こないかもしれません。
次の暴落は10年後の可能性もあります。
それまで右肩上がりに株価はさらに上昇していく可能性もあります。
一度乗り遅れた特急列車、途中下車してしまった特急列車は引き返してきてくれはしません。
株価が割高に見えても資産を買い続けない事には資産経営は進みませんし、受け取る配当金もなかなか増えてはいきません。
そうやって考えると、高値でも愚直に購入していかないといけないのです。
このように一見矛盾しているように見えても、どちらも正しい事を言っているのです。
だったら株高の今、私達は一体どうしたらいいんだよ。
そんな事は思わないで下さい。
答えは簡単です。
未来の株価がどう転んでもいいようにバランスよく株式を買い続けるのです。
このバランスが当記事で一番伝えたい事です。
多くの方がどちらかに賭けたがります。
そうではなく、どちらかに賭ける事なくバランスの良い投資をするのです。
どちらかに賭けてバランスの悪い投資をするのではなく、全力買いをせずに株高局面でも少しずつ株式を購入し、株安の局面ではしっかりと株式を購入する。
もちろん底は誰にも分からないので、株安局面でも全力買いはしない。
このように資金管理をバランスよくする事で、株価がさらに上がってもひとたび下落しようとどっちに転んでも嬉しい状況を作ればいいのです。
そう考えるとインデックス投資でドルコスト平均法での積立投資は自動的にこれをやってくれるのですからやはり優れています。
個別株で自分で投資をしている人もこのバランスを考えて投資をしたならば、市場から退場を余儀なくされる事はほとんどなくなるのではないでしょうか。
このようにツイートひとつにしてもいろんな意味が込められている事が多いので、「文章を読み解く力」「多面的に物事を見る力」も必要になってきます。