こんにちは、七宝です。
相変わらず株価水準は絶好調です。
3月19日の終値ベースで日経平均株価29,732.05円と3万円こそ切っているものの、ここのところは3万円近辺をうろうろする絶好調相場となっています。

さらにコロナ以降株価ベースで調子の悪かったバリュー株の調子が最近になって調子を取り戻している事から、私のポートフォリオは日経平均株価よりもさらに高パフォーマンスになっています。
やはりハイテク株ではなくバリュー株を中心としたポートフォリオでは日経平均株価よりTOPIXに連動した動きになります。
そんなこんなで私の資産形成は資産額ベースでは絶好調と言えます。
この調子が続けば、2年前後でアッパーマス層に仲間入りできる可能性も出てきました。

そう考えると、「この流れに乗ってさらに資産形成を加速させて少しでも早くアッパーマス層に入ってやろう。」
そう思ってしまいがちです。
しかしそれは危険な事でそう考えるべきではありません。
相場というのは必ず好調な時もあれば不調な時もあります。
好調な時にその流れに乗ってしまってリスクを取り過ぎ、不調な相場になったり暴落が起こり退場してしまう。
それは本当によくある話です。
私の場合、投資用の証券口座に入れているお金の中でも一定比率は運用しない現金として置いています。
銀行の普通預金口座に生活防衛資金も置いています。
運用しているお金以外にも潤沢なキャッシュを持っているのです。
確かに投資しているお金はすごい勢いで膨らんでいます。
現金比率を落としたり、生活防衛資金を減らして投資額を増やせばもっと資産は膨らむのではないかと考えてしまうのも無理はありません。
しかし、直近が偶然調子が良かっただけで、自分の投資がうまいと過信したり、この好調が続くと妄信してしまうといつか必ず痛い目に遭います。
投資に感情を入れてしまうと高い時に買う、安い時に売るといったように本来やるべき事と違う事をしてしまうのと同じです。
資産形成で焦ったり勢いに乗るといった事はやってはいけない事です。
今こそ本来決めたルールを逸脱し、リスクを取り過ぎてないか、リスクを取り過ぎようとしていないか。
冷静に考えるべきです。
確かに投資額を増やす事は資産形成に有利な事に違いはありません。
投資の世界はパーセンテージです。
資産規模がモノを言う世界です。
しかし現金比率や生活防衛費、または運用方法などの変更でさらなる投資を行ってもリターンと共にリスクも上がります。
なのでもっと投資額を増やしたいと思った時にやるべき事は、入金力を上げる、稼ぐ力を付ける事が必要になります。
リスクを上げるのではなく、種銭を増やす事でリスクはそのままにリターンを大きくする。
もっと資産形成を急ぎたいと思った時、力の入れどころはリターンを追及してリスクも上げてしまう事ではなく、入金力を増やすという事なのです。
よって私は昨今の好調相場においても運用方法や現金比率を変えるつもりは一切ありません。
ルールを作る時に上昇相場、下落相場、どちらになっても効率よく資産形成が進むように考えてルールを作っているというのも大きいです。
自分の作ったルール通りに運用していけば自動的に資産形成は効率よく進んでいきます。
そんなルールを私は作りました。
今の勢いで一気にアッパーマス層へに近道でいってやろうとは思わず、愚直にコツコツゆっくりと投資をしていきます。
結果的にそれが一番の近道になると言い切れます。