こんにちは、七宝です。
この記事は、
「投資でリターンを出すには多大な時間が必要、たくさん取引をしないといけない。」
そんな事を思って投資へのハードルを上げてしまっている人の誤解を解く事ができたらいいと思い、お伝えします。
実際、まだ投資をやった事のない方の多くは、
🔵投資において作業量や、取り引きの回数が多ければ多いほどリターンがよくなる
🔵サラリーマンで平日に取引が全くできない人と、平日1日中取引ができる人なら後者の方が有利
そう考えているのではないでしょうか。
サラリーマンの感覚で考えると長時間働いた方がたくさんの仕事を終わらせる事ができるし、特に営業職の方はお客様のところをたくさん回った方が契約数も増えるでしょう。
学生の運動部でもたくさん練習した人が、頑張った人がうまくなり、実際にレギュラーになれる事が多いでしょう。
頑張りや仕事量、練習量が多い方が成果がでる。
よりたくさん時間を割いた方がいい結果がでる。
こう考える事が一般的だと思います。
しかし投資の世界ではそうではありません。
投資の世界は取引数が多かったり、投資に多くの時間を割いたり、頑張れば頑張るほど結果が出るという訳ではないのです。
もちろん投資をするにあたって、仕組みや経済の事などを最低限勉強する事は必要不可欠です。
なんの知識も持たずに適当にやった方がいいという訳ではありません。
あくまで実戦での取引の量や時間のお話です。
投資とは自分のお金を働かせてリターンを得るものです。
配当金や長期的な株価上昇によるリターンです。
一方、トレードは売買を繰り返して利益を得るものです。
安い時に買って高い時に売るなどを繰り返して利益を得るものです。
投資経験のない方が投資と聞くと、ほとんどの方がトレードをイメージしてしまいます。
トレードは時間軸にもよりますが、頑張る必要があります。
チャートの分析をしたり、売買のタイミングを計ったりを常に繰り返さないといけないので、平日にチャートを見る時間も必要でしょう。
もちろんそれも工夫してロスカットの設定をしたりして、常にチャートを監視しなくてもいいようにする事もできますが、やはり自分が頑張らないといけない事に違いはありません。
大きな利益を得るためには数多くの売買が必要です。
しかし、投資に取引の頑張りや時間は必要ありません。
トレードで働くのは自分です。
投資で働くのはお金です。
株式を購入してそのまま保有していれば、自動的に配当金が入ってきます。
ほったらかしでいい訳です。
もっとリターンを上げようと頑張ってしまうとほとんどの場合、逆効果になります。
投資においてリターンがいい人は投資をした事を忘れていた人と、すでに亡くなっている人です。
頑張った方がリターンが高くなるというのは思い込みです。
頑張るのは投資家ではなく、投資家が投資した会社の経営者や労働者です。
投資とはそういうものです。
投資する会社を選べば、後は頑張らなくてもいいのです。