こんにちは、七宝です。
資産形成やお金の事を判断する時に、絶対意識しておかないといけないのが金利です。
この金利とどう付き合うかで永遠に貧乏か、お金持ちになれるかが分かれると言っても過言ではありません。
貧乏な人の多くは知らず知らずのうちに金利でとてつもない金額を損しています。
お金持ちや利益の大きい会社は金利を味方に付けて稼いでいます。
金利を敵に回して金利を払い続けるか、金利を味方に付けるかはあなた次第です。
お金の勉強を怠っていると搾取され続けるのがこの世の中です。
ふと周りを見てみると身近にも金利で損している人が見受けられます。
金利と言ってもローンの種類や会社、人間の信用によって利率は様々です。
ただ単に「借金をして金利を払っているなら金利を敵に回している」そういう意味ではありません。
私が資産運用によって得られるリターンは年3%~5%を見込んでおります。
単年では大きくブレるため3%としておきましょう。
私は投資によって持っているお金を3%の利回りで企業に貸せるという事になります。
そのため私の中ではお金は「年3%で増えるのが基準」と考えています。
そう考えると3%以下で借りれるローンは借りた方がいいという事になります。
1%でお金を借りる事ができるのなら1%の金利を払って3%で運用すれば2%得をします。
借金で1%の金利を払っていても、それは金利を味方に付けているという事になります。
金利を払っていなくても、銀行預金のみで利率0.001%で預金しているようでは、本来もらえる金利を受け取っていないので、金利を味方に付けているとは言えません。
日々の生活が厳しいからと消費者金融で利率15%の借金をする。
こんな明らさまな金利を敵に回す行為以外にも、知らずしらずのうちに金利を敵に回している人は多いと思います。
このように金利の利率は様々です。
ざっくり言えば金利の低い借金は良い借金なのでできるだけ借りた方がいいし、金利の高い借金は悪い借金なので借りない方がいいという事です。
身近な金利に関する判断間違えをひとつご紹介します。
それは住宅ローンを組む時に頭金を入れたり、お金に余裕ができるとすぐに繰り上げ返済しているのに、車を買う時にローンを利用する行為です。
マネーリテラシーの高い人ならすぐにそれがあり得ない行為である事が分かると思いますが、事実そんな事をしている人はたくさんいます。
カーローンの金利に詳しくないので調べてみるとディーラーローンの金利相場は4%~8%と出ました。
一番安い4%だとしても高いです。
それに比べて住宅ローンは0.5%ほどです。
それに住宅ローン控除もあります。
住宅ローン控除を一旦置いといたとしてもその金利差は3.5%。
金利で3.5%の差はとてつもなく大きいです。
住宅ローンが優遇されすぎているからこその金利差です。
そう考えると住宅ローンは頭金も入れず繰り上げ返済もせず、借りるだけ借りて手元にお金を残し、車はローンを組まずに現金で買う。
これがマストになります。
その計算をせずなんとなく借金の金額が多いから、怖いなどと、住宅ローンを繰り上げ返済してしまい、3.5%も高い金利でカーローンを組む…こんな事をやっていては資産形成はうまく進みません。
分かりやすい例だったのでこの例を挙げましたがこの他にもこのような判断ミスをしている人を多く見ます。
金利を考え、トータルで計算し、正しい判断を繰り返す事で円滑な資産形成をしていきましょう。