こんにちは、七宝です。
私達が生きているのは資本主義です。
何かにつけてお金持ちが得をするようにできています。
お金がなければより貯まりにくく、お金があるとさらにお金を増やしやすい。
そんなルールの元で私達は生活しているのです。
お金を貯める事のできない生活パターンから、お金がどんどん増えていく生活パターンに変えようと思うと大変ですし、時間もかかります。
しかしこのお金がないからより貯まらない。
どこかで頑張ってこの負のスパイラルから抜け出さないと、いつまで経ってもあなたのところにお金が集まってくる事はないでしょう。
では具体的に貧乏だからお金がかかる事にはどんな事があるのか考えてみます。
まずはお金のない人が払わなくてはいけない余分な出費に「金利の支払い」があります。
同じ車を買うにしてもお金のある人は現金一括で購入します。
お金のない人はローンを組みます。
5年ローン金利3%で200万円の車を買った場合の金利の支払いは26万4000円です。
同じ車を買っているのに、お金のない人はお金のある人より26万円4000円も多くのお金を支払う事になるのです。
25歳から65歳まで車を持つとして5年毎に8回車を買い替えるとなると、金利だけで211万2000円も支払う事になります。
車がもう一台買えてしまいます。
お金がある人は金利を払わない、お金がないからローンを組んで金利を払わないといけない。
お金持ちがその金利分を投資に回して運用すれば差はさらに広がってしまうでしょう。
金利はローンだけだはありません。
お金を借りないと生活もままならない人が消費者金融やリボ払いを利用した場合の金利はなんと年利15%前後です。
お金がないのに(お金がないから)割高な金利を払わないといけないのです。
その間にもお金のある人は金利(配当金)をもらってさらに資産を増やしています。
他にも保険があります。
お金のない人は万が一大きなお金のかかる事が起こった場合、お金がないので対応できません。
そのため万が一の出来事に備えておく必要があるのです。
それに有効な手段が保険になります。
お金持ちは万が一の時があっても、保険金に頼らず自分の資産で対応ができるので、多くの保険に入っておく必要性は薄くなります。
そうなると、毎月の支払いに関してもお金のない人は多額の保険金の支払いがあり、お金のある人は保険の支払いは最小限で良くなります。
さらにそのお金持ちがその金利分を投資に回して運用しすれば差はさらに広がってしまうでしょう。
もう一度金利の話になりますが、例えば銀行からお金を借りる場合でも金利は人それぞれ違います。
ここでもお金のない人は高金利、お金のある人は低金利になるのです。
お金がある人は社会的信用が高く、お金のない人の方が社会的信用が低いからです。
銀行からしてみればお金を貸して返してくれる可能性が高い人はリスクが低いので低金利でお金を貸せます。
逆にお金を貸して返してくれない可能性があるような人はリスクが高いので高い金利をもらわないと割に合わなくなります。
高金利どころかお金を借りれない場合もあります。
大きな資産を築いてきた実績がある人とお金を全く持っていない人、前者の方が信用できるしお金を貸したいと思うのは当然の事です。
このようにお金がある方が支出が減り、お金がないと無駄な支出がどんどん増えるのです。
これも貧富の格差が広がっていく要因のひとつですね。
人は意識してないと資本主義の罠にはまり、資産を増やしていく事ができません。
いつまでも貧乏が嫌なのであれば、どこかで行動を変えて資産を形成する必要があります。
今までお話したように資産が増えれば増えるほどお金を増やす事が容易になっていきます。
しんどいのは最初だけです。
例えば車が欲しいのなら現金で買えるようになるまで我慢する。
それだけで金利分のお金は残る事になります。
少しずつ行動を変えてお金が貯まる体質、増える体質を作っていきましょう。