こんにちは、七宝です。
この度七宝は新車を購入しました。
私は前々から「車の保有はお金がかかるので、持たない方が資産形成に有利だ」と伝えてきました。
実際、私は高校を卒業してすぐに車を購入し、10年以上乗っていましたが、資産形成を急ぎたい気持ちから去年の4月に車を手放していました。
その3か月後通勤にかかる時間を考慮した結果、最低限の車を持つ事にし、中古の軽自動車を買いました。
私は車や運転が大好きです。
しかし今労働収入でいい車を買ってしまうより、資産形成後に配当金で車を買う。
資産形成がうまく行けばいつかアルファードに乗るという目標は持っていました。
そのため「10年間は車なしや中古の軽に乗る」という計画でした。
しかし、生活様式が変化する事があります。
子供ができる、親の介護、家族の病気、田舎に引っ越し、電車では不便なところへの転勤、高速によく乗るので軽では怖い、車が好きで浪費でも持ちたい。
こんな感じで車が必要な場合もあります。
そんな時は意地でも車は買わないを貫くのではなく、必要と考えるなら柔軟に対応した方がいいと私は考えます。
私が今回車を購入した理由も上記です。
固定観念はよくないと思っています。
大人になったら車を持つものだ。
そんな固定観念で大して乗りもしない車を保有するのもそうですし、車を持ったら資産形成できない、セミリタイアできない、車は絶対に持つべきではない。
これもまた固定観念です。
私のモットーは『今も楽しく、未来も楽しく』です。
今が楽しくなく、しんどい思いをしていては資産形成は長続きしませんし、せっかくの若い身体がもったいないです。
未来のために今を捨ててはいけません。
だからと言って湯水のようにお金を使っていては未来も永遠に労働地獄を続けなくてはならなくなります。
前々から言っているように何事もバランスが大切です。
必要なモノにはお金を使う、必要でないものにはお金を使わない。
このメリハリが大切だと考えます。
車購入にあたり、もちろんなんとか投資として買う事はできないか試行錯誤はしましたが、やはり投資にする事は難しいです。
法人で車を買ったり、事業で使う場合だと経費で落とすことができますが、私の場合は該当しません。
住宅の場合、資産が落ちにくい物件を相場より安く買う事ができたのなら、いつでも購入価格より高く売る事も可能です。
また、買った値段で売れるなら毎月のローン支払いの元本部分は貯金しているのと同じ事なので、住宅購入はむしろ資産形成を有利に進める事ができるので投資にもなり得ます。
しかし車の場合はどうしても「投資」という側面をもたせる事は非常に難しい。
いくらリセールバリューのいい車でも、3年乗って新車価格の70%で売却できたらいい方でしょう。
1年で10%価値が落ちていき、10年で価値が0になると考えるのが妥当です。
今後インフレが進むと考えた時にも年間10%インフレしないと車の価値は保てないという事になります。
プラス維持費がかかります。
こういった理由から投資に分類するのは難しいです。
よって購入する場合ほとんどが消費か浪費に分類されるでしょう。
現物資産を持っておきたいからと言っている人たまにいますが、車は「資産ではなく負債」である事は肝に銘じておきましょう。
私はもちろん消費と割り切って車を購入しました。
車を購入する事により、資産形成のスピードは確実に遅くなります。
この車購入により、40歳セミリタイアを目指していますが、それが42歳や43歳と数年遅くなるかも分かりません。
それを理解した上で今回の決断に至りました。
車購入に充てるお金はもちろん生活防衛資金です。
そのための生活防衛資金です。
証券口座のお金を出金する事はありません。
階段を上っていて踊り場はあれど下ることはしません。
投資に回していいお金は10年以上使う予定のないお金です。
そのお金に手を付けなくていいように生活防衛資金があるのです。
今回は私は生活防衛資金で車を購入したので、
生活防衛資金として設定している300万円に戻るまでは証券口座に入金ではなく、生活防衛資金の補填に全力を尽くします。
(毎月の入金分と副業収入は引き続き証券口座に入金します)
先日紹介したルール通りです。
車は投資ではなく消費である。
消費である事を分かった上で購入を決断したという事をお話しました。
では次に考える事はその消費をいかに安く抑えるかです。
もちろん価格だけの話ではありません。
得られる価値や何年乗れるかなどトータルで考えた上で判断しないといけません。
どんな大きさお車に乗るか、どの車種にするか、ある程度考えた上で一番迷うのは、新車なのか中古車なのかというところでしょう。
私は消費として必要だから買うのだから中古でいい。
そう考えていました。
しかしいろいろ調べて計算していった結果、なんと新車を購入するという判断をしました。
長くなりましたので、なぜ新車を選んだのかは明日の記事にさせて頂きます。
明日もお付き合い頂けると嬉しいです。