残業手当、実は割増になってない!!



こんにちは、七宝です。

ご存知の方も多いと思いますが、サラリーマンの残業代というのは「1時間あたり単価×法廷割増率」で求められます。

1日8時間以上、週40時間以上の法廷労働時間を超えた時間外労働は、大企業・中小企業ともに25%の割増賃金率が適用されます。

月60時間を超える分は50%ですが、このご時世に月に60時間以上の残業がある企業はないと思うので(ないと信じたい)今回は割愛しましょう。

一見すると同じ1時間働くのに普段の時給の1.25倍の時間単価で働けるなら、お得だし効率良く稼げると思ってしまいますよね。

しかし私は残業単価が1.25倍になったところで8時間働く1倍より効率よく稼げているとは考えにくいと思うのです。




理由は主に3つあります。

1つ目は税金面です。

所得税の計算は累進課税です。

課税所得が増えるほど税率が上がっていきますが、

195万円までは5%、それを超えた瞬間いきなり全て10%

330万円まで10%、それを超えた瞬間いきなり全て20%

そんな計算をされる訳ではなく、195万円分に対する税率は5%、超えた分から330万円までに対する税率は10%。

そういった感じでしっかり区切って計算をしてくれているのです。

そのため年収などにもよりますが、多くの場合基本給分にかかっている税率より残業手当にかかっている税率の方が高い場合が多いのです。

なので残業単価が1.25倍になっても、残業手当にかかってくる税率が高くなるので「25%分丸々増える」と考える事ができないのです。




2つ目にボーナスです。

ボーナスの支給計数に残業を多さが反映される会社はないと思います。

調べた訳ではないですが、私個人の感覚では残業分ボーナスが上乗せされる会社はないといった認識です。

1日8時間きっちりしか働いていない人と、残業をたくさんしている人、基本的にボーナスの水準は同じです。

そう考えると「働いた時間に対するボーナスの単価」は1日8時間勤務の人の方が明らかに高くなるというのがお分かり頂けると思います。

 

3つ目は会社が「労働者に給与として支払っていないけど積み立てているお金」です。

退職金用の積立は企業型DCの拠出額などがあります。

それも残業が多いからといって多めに積み立ててもらえる訳ではありません。

そう考えると2つ目と同じで、「積立額に対する時間単価」も8時間きっちりしか働いていない人が1番高いという事になります。

 

このような3つの理由から、残業単価が1.25倍になったところでトータルで考えると、実際の時間単価はノー残業の人の1倍以下になると私は考えています。

残業手当は「目先の1.25倍のお金」でしかないですし、税率などの観点からも決して得ではないという事になります。

残業手当は1.25倍と喜んでいる人にこんな考え方もあると知ってもらえたら非常に嬉しいです。

 

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