リセール率を重視して車を買うのは正解?



こんにちは、七宝です。

今回は車を買う時に重要なリセール率についての私の考えをお伝えします。

私を含めマネーリテラシー発信系のインフルエンサーの多くが、「車を買うならリセールバリューの良い車を買う事が鉄則だ」と発信しています。

もちろんリセールバリューの悪い車より、リセールバリューの良い車を選んだ方が3年後、5年後、7年後、あるいは10年後に売却する時に高く買い取ってもらえるので良いに決まっています。

しかし今回は考え方を少し変えて本当にリセール率重視で買う事が正解なのかを考えてみたいと思います。

今回もまたリセール率が良い車を選ぶ事が悪いと言っている訳ではありません。

なんでもかんでも固定観念で考えるのではなく、トータルで見る事が大切だというお話です。




リセール率の高い車は基本的に販売価格も高くなると思います。

なので確かにリセール率は高いですが、「リセール率」ではなく「リセール額」、損失額(消費額)で考えた場合、実はリセール率の低い車の方がお得に乗れていた、なんて事も普通にある訳です。

(あくまで今回は車両本体価格のリセール率とリセール額の比較のお話なので、維持費には触れません。)

 

例えば3年後のリセール率が80%の600万円の車があったとします。

3年後のリセール率が80%は驚異の高さです。

一方3年後のリセール率が70%の300万円の車があったとします。

ざっくりですがリセールバリューとしては普通かやや高いくらいでしょうか。

リセールバリューが良い車を買う事が正解と思っている人は、リセール率が良いので無理をして600万円の車を買ってしまわないでしょうか。

しかしリセール率ではなくリセール額で見た場合、この2台の損失額(消費額)はリセール率が70%で300万円の車の方が少ないという事になるのです。

●600万円の車を3年後80%の価格で売却➔480万円(損失額は120万円)

●300万円の車を3年後70%の価格で売却➔210万円(損失額は90万円)

リセール率は600万円の車の方が高いにもかかわらず、リセール率の低い300万円の車の方が損失額は30万円も低いのです。




「30万円の差だけで300万円も高い車に3年間乗れるのなら600万円の車に乗った方がいいではないか」

その理屈は至極真当ですし一切否定するつもりはありません。

しかし次に考えておいてほしい考え方もあります。

それは資金拘束の観点からの考え方です。

現金一括で買う場合、600万円の車を3年間乗るという事は「600万円のお金を資金拘束される」という事になります。

300万円の車の場合、資金拘束は300万円です。

その資金拘束の差額は300万円。

600万円の車ではなく300万円の車を購入し、差額の300万円を3年間年利5%で複利運用する事ができれば、347万円になるのです。

(あくまで計算上です。実際には株価、リターンは上下を繰り返し、長期的な年あたりリターンの平均が5%です。)

 

それなら「ローンを組めばいい」と考える方もいらっしゃいますが、もちろん世の中の仕組みはよくできています。

ローンには金利がかかるのです。

600万円の車を残価設定型ローンで購入した場合も、しっかりと600万円に対してのローンがかかってきます。

ウォーレンバフェットのように年利10%以上でお金を回せる投資家でもない限り、金利を支払うとマイナスになります。

 

話は戻りますが、損失額の差と運用益を合わせると実に77万円になります。

本当に600万円の車が必要なら77万円の差は小さいと思いますし、大いに結構だと思います。

しかし600万円の車が必要でもないのにただリセール率だけで選んでしまうと、トータルで77万円損失が発生している事も忘れないで頂きたいのです。

このような考え方も理解して頂き、リセール率がいいからと高い車を購入する事が本当に正解なのかを考えて頂けると幸いです。

 

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