こんにちは、七宝です。
投資をなかなか始めれない人の大きな不安は、「投資は元本保証でない」事なのではないでしょうか。
事実、暴落は不定期で必ず起きます。
大きな暴落は十数年に一度の割合です。
しかしそれを怖がらなくてもいいですし、暴落を避けようともしなくてもいいのです。
「暴落よ、いつでも来い」
そんな気持ちで投資に挑む事が大切です。
暴落をビビっていてはいい投資をする事はできません。
暴落は突然にやってきます。
暴落を察知して避ける事は不可能です。
暴落とはうまく付き合っていく方がよっぽど成功する事ができるでしょう。
暴落時に一番してはいけないことが「狼狽売り」です。
長く保有するつもりだったのに、このままどこまで下がるか分からないので怖くなって売ってしまう…
それで一発退場してしまうと、株価はそこから反発し、もう市場に戻ってくるのはかなり困難になります。
暴落で狼狽売りをした損失を取り返すにはかなりの時間を要します。
暴落でどう対応するか、暴落がきても落ち着いていられる体制で投資をする事が非常に大切になります。
投資で一番大切なのは資金管理だと思っています。
以前から「私の真似をして全く同じ銘柄を買い揃えても、私と同じ投資をしている事にはならない」そうお話しています。
その人その人の資産、年収、年齢、家族構成、生活水準、生活防衛資金の額、アセットアロケーションなど全てが繋がっているからです。
では具体的に「いつくるか分からない暴落に備える」というのはどうすることなのでしょうか。
なんといっても一番大切なのは全力買いをしないという事です。
年収がとても高く、今後も10年以上年間500万円以上投資に回していく事が決まっている。
そんな人なら全力買いをしてもいいでしょう。
しかしほとんどの人はそんな余裕ではないと思います。
まとまったお金を一気に全力買いして今後の入金はコツコツと…
その状態で暴落がきて資産が半分になってしまったら枕を高くして寝れる状態ではないでしょう。
それを解決するのが、
✅潤沢な生活防衛資金を置いておく
✅現金比率を残しておく
✅時間の分散をする
この3つになります。
潤沢な生活防衛資金を置いておくというのは、サラリーマンの場合生活費の半年から1年分です。
私の場合は300万円に設定しています。
投資というのは10年以上使う予定のないお金でやるものです。
短期的には株価は上下しますし、時には暴落もくるので、生活防衛資金がないと冠婚葬祭や家具家電、車両費などまとまったお金がないと、投資しているお金に手を付けないといけなくなります。
その時に株価が安値圏なら損をしてしまいますし、複利の効果も途絶えてしまいます。
投資をしたお金には手を付けなくていいようにするには生活防衛資金が必要です。
現金比率を残しておくのも有効で、私は投資をする用に証券口座に入れたお金の中でも15%~25%は買付余力として投資せずに置いています。
現金は暴落時のクッションの役割を果たします。
暴落で株式保有部分は大きなダメージを受けますが、現金部分はダメージを受けないので証券口座内総資産では暴落で下落したパーセンテージほどには資産は減らないでしょう。
もちろん運用していないお金がある分投資効率は落ちますが、暴落で退場しないためにも有効だと考えています。
また暴落相場で残している現金を使って安値で買い付けを行うことができるので、「下がっても現金を使って安く買える」と暴落を喜べるマインドを作る事もできるでしょう。
最後に時間の分散です。
今の株価があり、今後上がるのか下がるのか、次の暴落はいつくるのか、そんな事は誰にも分かりません。
今まとまったお金がありそのお金を運用しようとする場合、時間を分散させる事が必要不可欠です。
まとまったお金を時間の分散をせずに運用した場合、今の株価が運よく低く今後上がっていくような相場ならいいですが、これは完全に運任せで逆に高値かもしれないですし、今日が暴落の前日の可能性だってあるのです。
過去に復活しなかった暴落はない事を考えると30年、40年ホールドするなら別にそれでも構いません。
しかし、長い含み損に耐えるストレスは多少なりともあると思いますし、せっかくの安値で追加の買い付けができない事を感がると時間を分散しておいた方が無難でしょう。
これが私の考える暴落ヘッジです。
いつ暴落がきてもいいように備えて置けば暴落を怖がる事なんてありません。
現在のように株高の期間が続くと少しずつ暴落を忘れ、ついついリスクの高い投資をしてしまいがちになります。
今こそ一度自分のリスク許容度を見直してみてはいかがでしょうか。
一週間後の日経平均株価は2万円を割れている可能性があるのですから。
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