こんにちは、七宝です。
私は投資をしています。
一概に投資と言っても何に投資にするのか、どれだけリスクを取るのかなど様々な投資があります。
私はお金持ちを目指している訳ではなく、労働一辺倒な生活をしなくても生きていける状態を作る事を目標にしています。
お金持ちを目指してリターンを上げようとすると必ずリスクも上がります。
運良くお金持ちになれる可能性がある一方で今あるお金も失ってしまう可能性も高くなるのです。
私はリスクとリターンのバランスを考え、許容リスク内で大きく増やそうと考えています。
リターンを大きくするとリスクも上がりますが、時間を味方に付けるとその限りではありません。
私の投資の時間軸は10年どころか20年以上です。
リスクを管理しつつ大きく増やすには、時間をかける事しかないと考えています。
時間をかけるという事は時間の分散ができます。
市場は短期的にも実際には長期的にも上下を繰り返します。
時間を分散して長期間に渡り買い続ける事で、その期間の平均的な株価の買付単価になるため、高値掴みを防ぐ事ができるのです。
成長するモノに投資をしていたなら長期的に株価は成長していく可能性も高いです。
そして時間をかければかけるほどリターンが増えていく大きな要因が複利の効果です。
配当株に投資をしているなら配当再投資で、分配金を出さない投資信託などに積立投資をしているなら自動的に複利の力を享受する事ができます。
こちらの記事で複利の効果の凄まじさを解説しています。
このように複利の力を味方に付ける事で時間をかけるにつれて、資産は雪だるまのように大きく膨らんでいくのです。
しかしながら私はお金持ちにはなれません。
お金持ちと言っても人によってお金持ちの基準が違うと思います。
私の感覚では資産5000万円や6000万円ではお金持ちとは言わないと考えています。
1億円でも微妙かもしれません。
そう考えると私の入金力で複利効果を使ったとしても、最終的に行きつくところはせいぜい5000万円からよく行っても1億円でしょう。
税引き後の配当利回り3%と考えて、もらえる配当金は5000万円で年間150万円、1億円でも年間300万円です。
1億円の資産を持ち、年間300万円で生活する事がお金持ちの生活なのかと言われるとそうではないでしょう。
1億円の資産に手を付けると1億円の元本も減りますし、元本が減ると配当金も減ります。
確かに複利の効果は偉大です。
しかし資産10億円を超えるような本当のお金持ちになるには時間が足りません。
私の寿命が500歳なら最後の100年間は本当のお金持ちとして豪遊して暮らす事もやろうと思えばできるでしょう。
しかし私の寿命は長くても100歳でしょう。
この投資法でお金持ちになるには時間が全く足りません。
やはりこの投資法は小金持ちなら目指せるけど、大金持ちにはなれない投資法なのです。
お金持ちになるにはコツコツ投資だけでなく何か自分の事業で稼がなくてはいけません。
投資で手っ取り早くお金持ちになる道もありますが、上で述べたように1文無し、または破産のリスクを背負う事になるでしょう。
稼げる事業をしている訳でもなく、ただコツコツ投資をしているだけの私がお金持ちになる可能性は極めて低いでしょう。
では、お金持ちになれないから投資をしても意味はないのか。
そんな事は全くありません。
大金持ちは無理でも、小金持ちならなれる可能性があるというお話をしました。
10億円を超えるお金持ちは無理でも、資産5000万円や資産1億円なら誰でも達成する事ができる可能性があるのです。
お金持ちまでは行かなくても年間150万円や300万円の不労所得がある生活。
やりたくない仕事をやらずに仕事を選べる状態。
働く時間を減らしても普通に生活ができる状態。
お金持ちではなくても、この状態が私は幸せであると考えています。
お金持ちでなくても年間150万円や300万円の不労所得があれば、大切な人生の時間を守る事もできるでしょう。
5000万円で年間150万円の不労所得、1億円で300万円の不労所得。
そこに届かなくても1000万円貯める事ができれば年間30万円、月にすると25000円の不労所得です。
月25000円の不労所得があるだけでも全然違いますよね。
お金持ちが無理でも私が投資を続ける理由はここにあります。