こんにちは、七宝です。
私は現在ザクっとですが総金融資産は2000万円ほどあります。
2000万円の資産を自慢するつもりは一切ありません。
現実世界で周りを見渡すと、おそらくですが多い方ですし30代の平均値でも中央値でも上回っているでしょう。
しかし私の資産形成は始まったばかり、まだまだ道半ばです。
現在の資産が平均値よりも中央値よりも上であろうが、下記記事に書いてある通りまだまだ人生単位で多額の負債を背負っているので喜んでいる場合ではありません。
まだまだ労働に頼っている人生です。
私は高校1年生から一人で暮らしており、高校時代はアルバイトに明け暮れ、高校卒業後に就職しました。
その事からコツコツと貯金をしていたのかというとそんな事はありません。
お金を貯めようとしても全く貯まりませんでした。
家賃に光熱費に高校の卒業式終わりに新車で買ったクルマのローン、維持費…
鉄道オタクなので新幹線で遠征もしてしまいます。
26歳時点での私の貯金は0だったと思います。
そこから少しずつ貯金、お金の勉強、投資などを始めてようやく500万円、1000万円、1500万円、2000万円と資産を増やしていく事ができています。
資産0でなかなか貯金ができない頃から資産2000万円までの道のりで感じる事があります。
それは500万円毎の資産増を考えた時に、増やすのに一番苦労したのは0~500万円である事です。
その次に500万円~1000万円、続いて1000万円~1500万円、一番簡単だったのが1500万円~2000万円です。
もちろんこの1年の株式市場の調子が良かった事も手伝っていますが、そうでなかったとしても資産が増える毎に500万円資産を増やす事は簡単になっていくと思います。
投資というのは資産規模がモノを言います。
同じ年5%で運用しても100万円運用したら5万円の資産増ですし、1億円運用したら500万円の資産増です。
1億円を運用している人が500万円の資産を増やす事が容易である事は分かると思います。
1億円などの規模になってくるとその資産規模がモノを言う効果が大きいので資産規模のおかげで簡単に500万円増やす事ができたという事になります。
その状態に近づいていくため複利の効果を最大限に使って資産を拡大していっているのです。
しかし本当に複利の効果を実感できるのはある程度資産が膨らんできてから。
私のように0円~500万円よりも500万円~1000万円の方が簡単だったのは、複利の効果よりも自分自身の変化の方が大きいと思います。
0円~500万円は正直言って果てしなく遠く感じました。
自分自身に貯金の経験がなく、お金を貯める体質をまず付けていかないといけなかったからです。
もちろんマネーリテラシーも低く、資産を形成していく経験も投資の理屈も何も分からない状態です。
そして手持ちは0円、もちろん複利なんてものも存在しません。
0円~500万円は本当に長かったです。
しかし500万円貯めれるようになった頃にはお金を貯める体質というものが付いているんですよね。
いつの間にか価格と価値を正しく見れるようになっていたり、世の中のお金の流れが分かってきたりと、資産0の時よりも資産500万円貯める事に成功した後の方が自分自身が大きく成長しています。
その流れで引き続き正しく資産形成を進めると、0円~500万円の時よりも簡単に1000万円に到達する事ができてしまいます。
その調子で1500万円、2000万円と進めていけば複利の効果も働くようになってきますし、500万円毎で考えた時の難易度がみるみる下がっていくのです。
このように資産形成で一番大変なのは0円~500万円という事になります。
もっと言うと0円から100万円が一番難しいのかもしれませんね。
大変なのは最初です。
その最初を頑張ればそんな難しい事なく資産を増やせるはずです。
今貯金が0でも遅くないので、資産形成を始めてみましょう。