こんにちは、七宝です。
某回転寿司チェーンで1日限り半額キャンペーンを行った結果、3時間待ち、10時間待ち、最大20時間待ち・・・
先日こんなニュースを見ました。
正直言うと突っ込みどころが満載な愚策だと私は思っています。
まずは回転寿司チェーンのこの販促がそもそも愚策です。
私は無駄な安売りが大嫌いです。
このキャンペーンをやった時点で、「この会社は値段でしか勝負できないんだな」「他に売り込む事も、値段以外で価値を提供する企業努力も怠っているんだな」私はそう感じてしまいました。
「品質を上げた、等で良さを分かってもらいたいので一度お試し下さい」そんな理由で半額キャンペーンをやっていたとしても、何か別の方法があったのではないかと思います。
こんなキャンペーンをやると混乱が起きる事は容易に想像できたはず。
SNS、ニュース等で話題になっているので、半額にした分は広告宣伝費という事でしょうが、これは従業員の労力と客の時間を奪っているように感じます。
ホールも厨房も一日てんてこまいで従業員はかなりの労力を使っているでしょう。
休憩返上で1日働き続けた人もいるかもしれません。
会社の中の事を詳しく知らない私が言うのもなんですが、この出来事だけ見ていると従業員を大切にしているとは考えにくいですね。
しかし、この記事は回転寿司チェーンの販促を批判したくて書いている訳ではありません。
読者のみなさんに時間の使い方、時間とお金を天秤にかけて判断する事の大切さに気付いてほしくて書いています。
この半額キャンペーン、お客さん側もしっかり考えないといけません。
おそらく3時間待ちまらまだ早い方だと思いますが、仮に3時間待ちで入れたとしましょう。
1皿は基本となる皿で110円でしょうか。半額キャンペーンなら55円です。
10皿食べたとしてお得額は550円です。
550円のために3時間並んだという事になります。
時給換算するとなんと183円です。
220円の皿を10皿でも時給367円です。
それに個人的な感覚ですが並ぶのは仕事よりしんどいです。
3時間並ぶなら3時間仕事する方がいいです。
時給183円で列に並ぶ仕事がきたら断ります。
ひたすら列に並ぶ仕事なら時給3000円は欲しいです。
Twitterで、「それは1人の計算だろ」そんなコメントがきましたが2人でも2人で並べば、3人でも3人で並べば同じです。
私なら別の回転寿司チェーンに行って3時間早く家に帰ってきてブログを書きます。
その方が使った時間は同じでもトータル残るお金は多いです。
過去にも時間とお金を天秤にかけて判断する事が大切だと複数の記事で解説しています。
言い方はきつくなるかもしれませんが、3時間以上並んで半額キャンペーンの寿司を食べる人は、今のままではお金を増やしていくのは難しいのではないかと思います。
将来の成功者達は多くの人が3時間並んでいる間にもどんどん前に進んでいます。
「木を見て森を見ず」にならないように、トータルで考えるようにしましょう。
もちろん家族で並ぶ時間も楽しかったり、各々の状況で得られる価値は違います。
本人達がそれでよけば、それでいいのは大前提です。