こんにちは、七宝です。
私は「40歳前後に、資産5000万円前後でセミリタイアする」ということを目標に、株式長期投資で資産形成を行っております。
様々な投資を経験した上で、今の投資法に行きついたので大きく方針を変えることはありません。
しかし運用しながらルールの微調整を行っているので定期的にルールを紹介する記事を書いています。
それでは2022年1月時点での私の運用ルールをご紹介致します。
目次
【概要】
日本の個別銘柄を中心として、一部を全世界株式インデックス投資(2021年よりS&P500から全世界に変更)も混ぜて長期投資を行っています。
長期投資なので、基本的には下記リンク記事の場合以外は一度買ったら売らない投資法です。
キャピタルゲイン(値上がり益)よりもインカムゲイン(配当金)を目的としています。
もちろんどれだけ配当がもらえても株価が下がり続けるような銘柄を買ってしまうと本末転倒の為、キャピタルゲインも捨てている訳ではありません。
配当金を運び続けてくれるような優良企業に投資していれば、経済成長に合わせてキャピタルゲインも勝手についてくると考えています。
配当金は再投資し、複利の効果を最大限に利用することで、時間をかけて大きく資産や年間受け取り配当金を増やしていきます。
【銘柄選定の基準・ポートフォリオ】
銘柄はバリュー株・高配当株・安定株を組み合わせてバランスを取り、銘柄の分散を効かせた上でポートフォリオ全体で3%前後の配当利回りになるようにしています。
銘柄の分散だけではなく業種(セクター)の偏りもないようにしています。
✅PER15倍以下
✅PBR2倍以下
✅配当利回り2.5%以上
✅ROE8%以上
✅自己資本金比率35%以上
✅時価総額30億円以上
✅配当性向50%以内(20%~40%が理想)
この条件でスクリーニングにかけ、ある程度絞り込んでから、
✅減配履歴がない(少ない)
✅業績・売上推移
✅チャート
などを確認した上で投資対象となる銘柄を選定しています。
分散に分散を重ねて安定運用を目指しているので、2022年1月現在で57銘柄保有しています。
全て100株から200株の保有です。
新規で購入したい水準の銘柄が出てこなかった場合、保有銘柄を買い足していきます。
また、ポートフォリオの一部は上記指数に届いていなくても自分の好きな銘柄や、日々お世話になっている会社の株を保有する事にしています。
もちろん最低限買える数字に届いていればですが、好きな会社の株式を持つ事で投資のモチベーションをさらに上げる事ができると考えています。
私の場合、鉄道が好きなので、「好きな銘柄枠」では鉄道株を保有する事が多いです。
【入金】
毎月の給与の一部と、半年に1度の賞与は6分割にした額を、毎月の給料日に証券口座に入金します。
給付金や永年勤続表彰金などの臨時の収入があった場合、8割を証券口座に入金、2割は夫婦のお小遣いにするルールとしています。
ブログ・noteの収益は全額証券口座に入金します。
みなさまにご購入して頂いたnoteの収益は全額私の証券口座内で生き続けます。
もちろん入金するのは投資用の余剰資金のみです。
生活防衛資金(1年分の生活費)は別で銀行預金で置いています。
【配当金・優待】
配当金は再投資します。
優待も金券ショップなどでお金に替えれるものは全てお金に替えて再投資します。
資産形成が完了するまでは、徹底的に再投資して複利の効果を最大限に使います。
【アセットアロケーション】
投資用の資金を証券口座に入金していますが、証券口座内でも一定程度の現金(投資しないお金)を置いておきます。
全力で投資してしまうと株価下落時のバーゲンセール時に追加の買い増しができず、長い含み損に耐えなければいけなくなるからです。
アセットアロケーションは現金15%~25%、株式75%~85%にしています。(2021年まで)
下記リンク記事で詳しく説明している理由から、現在は現金10%~15%、株式85%~90%に移行中です。
【買い付けのタイミング】
前項の通り現金比率を10%~15%に設定しているので、現金比率が15%を超えたタイミングで5%分の株式の買い付けを行います。
現金比率は株価が上がると下がり、株価が下がると上がるので自動的に株価が安い時に買う確率が高くなります。
株価下落時以外でも定期入金により現金比率は上がるので、長い株価上昇局面においても適度に買い付けを行う事になり、上昇相場時の機会損失も回避できるようにしています。
このルールは私の投資法でも一番のポイントと言ってもいいと思います。
このルールを設けていないと、買いのタイミングや買う量を全て自分で判断する事になるためとても難しいです。
さらに感情に任せて取引をしてしまうと、株価上昇時に買いたくなるので高値掴みになってしまう事が多くなります。
毎月定額購入するドルコスト平均法を少しパワーアップさせたやり方だと考えてもらえると分かりやすいです。
そして、個別銘柄は100株単位での取引のため、ちょうど5%分の買い付けが困難なことから、5%手前まで買い付け後、半端分は[三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)]を買い付けします。
【妻口座での運用】
私の口座ではNISA口座・特定口座で日本株を中心とした高配当株投資を行っているので、妻の口座ではつみたてNISAでアメリカのS&P500に積立投資をしています。
NISAかつみたてNISA、高配当株投資かインデックス投資、どちらも良いので夫婦で両方やっています。
私の高配当株はセミリタイア後に配当金は生活費に、妻のインデックス投資はそのまま老後資金として膨らませ続ける、こういった計画にしています。
以上が私の運用ルールになります。
今後ルールの微調整があれば当ブログにて報告させて頂きます。
誰でもできるとても再現性の高い投資法になっていますので参考にして頂けたら嬉しいです。