含み損益はどうでもいい!?



こんにちは、七宝です。

株式投資で、株価上昇における利益をキャピタルゲイン、配当金の利益をインカムゲインと言います。

私は配当金、すなわちインカムゲインを目的とした投資をしています。

投資を始めた頃は年利3%前後しか期待リターンのないインカムゲインでチビチビお金を増やすより、手っ取り早くキャピタルゲインを狙っていこう、そう考えていました。

キャピタルゲインがメイン、インカムゲインはオマケ、そんな考え方で投資をしていました。

しかし、いろいろやっているうちにインカムゲインがメイン、キャピタルゲインがオマケ、と考え方が逆転しました。

配当利回り3%でも複利の効果を使って確実にリターンを積み上げていくと、素人が下手に買ったり売ったりするよりお金が大きく増えていく事に気づいたのです。

配当利回り3%でも時間をかけて複利運用すれば大きく大きく膨らんでいきます。




私はそのような発信を続けているのですが、資産報告などでは保有株式の評価損益や、評価損益+受け取り累計配当金で計算されるトータルリターンを報告しています。

配当金を増やす事を目的としており、セミリタイア後も売却はせずに配当金分を使うのだから、保有株式の評価損益なんて全く意味がないのではないか、そう思われる方も多いと思います。

その考えについては半分正解で半分間違いといったところでしょうか。

確かに私は配当金が年々増えていくように投資をしています。

一生株式を売却しない訳ではないですが、セミリタイア後は配当金を使うのでセミリタイア後においても含み損益は関係ありません。

老後の資産切り崩し期間になってようやく株式を売却し、含み益が確定利益になってキャピタルゲインとして受け取るのです。

ですが老後においても配当金収入と年金で生活できるでしょうから、大きなキャピタルゲインがあってもそこまで嬉しい事ではないでしょう。




子供ができたとしても子供にお金や資産を残すつもりはありません。

魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えないといけない事はいつも口を酸っぱくして言っている事です。

 

では含み損益はどうでもいいではないか。

そうです、確かにどうでもいいのです。

しかし物事は全て繋がっています。

株価が右肩下がりで下がっていって、業績も右肩下がり、そんな銘柄が長期的に今と同じ水準の配当金を出したり増配したりしていけるのでしょうか。

配当金の原資が会社の利益である事や、時価総額が会社の規模を示す事を考えるとそれは難しいと思います。

このような事も加味した上で私は配当金を増やす事を目的にしながらも、配当利回りだけを見て株式を購入するなんて事は絶対にしません。

会社の稼ぐ力、過去の業績、将来性などを精査した上でそれなりに配当利回りもある銘柄を選んでいるのです。

 

配当利回りは3%前後ですが配当性向は50%に満たない銘柄を選んでいるので、保有している会社の利益の半分以上は配当金として受け取っていないのです。

そう考えると数字上のリターンは配当金の3%ですが、実際の将来的なリターンは会社の成長による株価上昇、将来のさらなる増配に繋がっていくのです。

そのためキャピタルゲインは老後まで関係ありませんが、

✅末永く配当金を出し続ける銘柄を買っておくと自動的にキャピタルゲインも付いてくる

✅逆に今の配当利回りが高くても、キャピタルゲインが付いてこない銘柄は将来的にはインカムゲインのリターンも得られない

という事になるのです。

 

なので長期目線で配当金目的の投資をする場合、キャピタルゲインも大きくなる投資が配当金も最大化する銘柄であると考えています。

もちろん配当金を出さない良い銘柄というのもあります。

私はバリュー株に投資をしていますが、グロース株は配当金を出さずに成長を続けます。

そんな株式を長期で保有するのももちろんいいと思いますが、それをするとセミリタイア後に切り崩しが必要になり私個人的には使いにくいです。

配当を出す会社なら、セミリタイア後にも株式を売却せずに配当金分のみ使う、という事ができるので私は配当株が好きです。

この辺はもう個人の好みになってきます。

 

これが配当金目的だけどキャピタルゲインも無視はしない考え方です。

短期的には市場の調子で売り買いされますが、長期的には良い銘柄はどうせ買われていきます。

インカムゲイン目的でも良い銘柄を選んでいたらキャピタルゲインも自動的についてきてしまうものです。

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