優待目的の投資、おススメしません!!



こんにちは、七宝です。

先月、とある銘柄の優待が改悪になったとTwitterで話題になっていました。

ギフトカード2500円分が500円分と大幅な減額になったようです。

株主優待制度は日本ならではの制度で、某テレビ番組で優待券の好きな人がママチャリを漕いで移動するコーナーが人気になった事から、多くの方に株主優待制度が知られる事になりました。

保有銘柄の商品やサービスが無料で手に入ったり、割引価格で手に入ったり、クオカード、ギフト券、お米券などが手に入ったりと、とても嬉しいサービスです。

それに配当金として1000円出ると約20%の税金がかかるので、受け取りは800円になります。

例えばクオカードで1000円もらった場合、そのまま1000円受け取れます。

金券ショップで換金したとしても90%以上と、配当金を税引きで受け取るよりも多くの現金を手元に残す事ができます。

投資に全く興味がなかった人が株式投資に興味を持つきっかけになる。

そんな観点からも良い制度だとは思っています。




私も個別株投資を始めた時は優待から銘柄を選出したりもしていました。

そんなメリットのある株主優待ですが、もちろんメリットばかりではありません。

優待銘柄などと言う優待が魅力的すぎたり、優待目的で買われている銘柄は危険な場合も多いという事です。

 

優待には改悪があります。

投資にはリスクがあるので株価も下落する可能性がありますし、配当金にも減配する可能性があります。

そう考えると優待にも改悪のリスクがあるのは当然の事と考える事もできますが、

優待は改悪されやすいですし、改悪された時の幅も大きい事が多いです。

「3000円分のクオカードが優待改悪でいきなりなくなった」

なんてのはよくある話です。




そして恐ろしいのは優待の良い銘柄(優待株)の優待が改悪されると、株価にまで影響する可能性が高いという事です。

実際の株価や企業価値より優待目的分のプレミアが付いていたと考えると当然です。

そのプレミアが大きいほど優待がなくなると株価も下落します。

優待改悪でダブルパンチになってしまうのです。

実際に私も過去にクオカード目的で購入した銘柄で、改悪によりクオカードがなくなり痛い目にあった事があります。

 

それによくメディアで取り上げられているような憧れの株主優待生活ですが、株主優待だけで生活を賄えるような人は株主優待がなくても配当金だけで生活できるような資産を持っている人です。

優待生活に憧れるというのはお金持ちに憧れるのと同じ事です。

優待生活が送れるような人になる事を目指すなら、やるべき事は優待株に投資する事ではありません。

支出を減らし、収入を増やし、優待株ではなく正しい銘柄や指数にコツコツと愚直に投資をしていく事です。

それが将来優待生活もできるようになる近道です。

 

そして「株主に公平に利益を還元しにくい」という観点から株主優待制度は今後さらに衰退していく見込みです。

今から優待投資をするのは少し違うような気もします。

メディアが株主優待を取り上げるのは優待株が儲かったり得をしたりするからではありません。

面白くて視聴率が取れるからです。

 

当記事のタイトル『優待目的の投資、おススメしません!!』

よりも

『〇〇さんがすすめる株主優待銘柄3選!!』

『〇〇さんと一緒に株主優待生活』

などのタイトルの方が庶民の目を引くでしょう。

株主優待を出す銘柄を買ってはいけないと言っている訳ではありません。

私も株主優待を出す銘柄を買っていますし、次回購入銘柄リストにも株主優待を出す銘柄はあります。

大切なのは株主優待を目的に買うのではなく、株主優待はあくまでもオマケである事を理解した上で買う事をおすすめします。

もしそれでも優待株投資をしたいと思うのなら、優待の内容は企業がわざわざ買って渡すようなクオカード、ギフトカード、ギフトカタログ、お米券などは避け、自社の商品やサービスやその割引券がもらえる優待にする事で優待改悪のリスクを減らす事ができます。

そしてなによりも大切な事は、優待以外の会社の価値や業績もしっかりと調べて買ってもいい水準であるか確認してから買うという事を心掛けて下さい。

関連記事一覧