こんにちは、七宝です。
今年に入ってから株価は大きく下げています。※3月13日時点
下記記事で長期投資は年数を重ねる毎にリターンの底が上がっていくというお話をしました。
実際に2021年に投資を始めた人の多くは、今年に入ってからの下落によりマイナスリターンになっている人も多いでしょう。
しかし私は2018年末から3年と少しの期間運用しているのでトータルリターン、ポートフォリオの含み益ともにまだ十分にあります。
ポートフォリオの含み益で考えると昨年末で200万円ほどだったと思います。
3月13日現在でもまだ150万円の含み益が残っています。
下げ幅の比較的小さいバリュー株で運用しているのもありますが、2021年に投資を始めた人より長期間運用しているのでリターンが底堅くなっている面も大きいです。
しかしいくら3年間買い続けて運用し続けたからといってこの先絶対にポートフォリオが含み損になったり、もらった配当金も考慮したトータルリターンがマイナスにならないとは言えません。
現在のマイナスなんて日経平均株価が直近の高値である3万円から25,000円前後と20%程度下落したにすぎません。
過去を振り返ってみると高値から半値になるような暴落も実際に起きているので今そのレベルの暴落がきたら私のリターンなど吹き飛んでしまうのです。
そうなると数字上では私がやってきた3年間の投資はムダだったという事になります。
3年間投資していたお金を、投資せずに現預金で置いていた方がリターンは高かったという事になってしまうのです。
しかしながら私はそれでも投資を続けます。
3年分のリターンがマイナスになるくらいで嫌になっていては長期投資なんてできません。
長期投資を続けるには直近数年間のリターンが吹き飛んでマイナスになってもいいくらいの覚悟が必要です。
そうでなければ暴落に耐えれません。
暴落などでマイナスになった時にも同じように淡々と買い続ける事でさらに強固なリターンに近づいていくのです。
それを10年以上続ければ、もう大きな下落に見舞われてもマイナスになる可能性は極めて低くなっていると私は考えています。
長期投資を始めて数年なんて、まだまだリターンは不安定です。
コロナショック以降、現在まで株価が好調でリターンが大きく積み上がってきた事も偶然でしかないのです。
そして数字上ではリターンがなくなり3年間の投資がムダになっていますが、実際にはムダではありません。
株式が気持ちの面で本当に自分のモノになるには買ってから少し時間が必要です。
少しずつ買い続けて、少しずつ自分の持っているものはお金ではなく株式だという認識に変わってきます。
そうなれば持っている株式の枚数を減らされた訳ではないので暴落でそこまで精神的にダメージを受ける事はありません。
また、今まで投資をやっていない人が暴落時に一気にたくさん株式を買う事なんてできません。
投資経験を重ねている人達は引き続き暴落時にも買い続ければいいのです。
数字面では3年間がムダになってもマインド面では決してムダにはなっていないのです。
3年間投資をしてこなかった人より将来のリターンは大きい可能性が高いと思います。
このような考え方で現在の方法で長期投資を始めて3年ほどになる私は投資を行っています。
今後も年数をかけてリターンの底上げを進めていきます。